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見る前から予想していた通り、ちょっとハイソな主婦が何組か出てきて、それぞれ不倫したりするという、モロ金妻なドラマ。若くして恋愛経験もないままお見合い結婚しちゃって、年下の男に初めて恋してしまう…なんてのもあるしね。まあ森山良子と黒木瞳じゃ全然意味合い違うんだけど。そういやその時の若いツバメ役、奥田瑛二だったのよね!女優陣が未だに余りイメージ変わらないだけに驚くね。話を「恋を何年」に戻して、最初余りにもわざとらしく説明的なセリフの応酬にちょっとげんなりしたけども、このいかにもTBSの金10!ていう雰囲気が懐かしくて、特に好きな人も出てないのにまた見ようかなと思ってしまいました。でも多分若い人が見ても面白くないと思う。私もやっぱおばちゃんてことか。

おばちゃんと言えば、キョンキョンのあの容貌の衰えっぷりは悲しいなあ。お肌が荒れてるのは前からだけども、心なしか顔もむくんでるし、後ろ姿が驚くほどおばちゃん体型。薬師丸ひろ子といい中山美穂といい、80年代アイドルはスタイル不問だったから、30過ぎるとキツいね。その点黒木瞳は宝塚出身で姿勢がいいせいか?立ち姿も全然老けてない。もちろんお肌もきれいだし。なんかほんとに人の振りみてわが振り直せって感じっすよ。そんでキョンキョンの同期の友達で、独身のバリバリキャリアウーマン役がなぜか森尾由美ピンクハウス主婦のイメージ強すぎてすごい違和感、と思いきや、これが案外良かったりして。意外性の勝利か。

黒木瞳は娘(矢田亜希子)のお見合い相手、キノコこと伊藤英明と恋に落ち、矢田亜希子キョンキョンの夫、仲村トオルと不倫。そしてキョンキョンは昔の恋人、宮沢和史と再会、と、偶然のつながりが多すぎてなんだかなあとは思うけども、黒木瞳矢田亜希子が親子でそれぞれ恋愛に絡むっていうのは、単純に同世代の独身男女が三人ずつ出てくる、ていうパターンよりちょっと新鮮かな?と思いました。矢田亜希子は元々同性ウケが悪そうなので、主婦の敵として視聴者に嫌われるだろうね。でも仲村トオルかっこいいもんなあ。あんなリーマン居たら、若い子に憧れられちゃうのも無理はない気がする。しかも用賀に一戸建て持ってるし。「うちのダンナもこんな風に浮気してたりして…」と不安になった奥様、もう一度ご主人と仲村トオルをよぉーく見比べて、安心してくださいね。