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来た来たぁー!という感じですな。期待通り、面白かったです。やっぱ私は「ウエディングプランナー」みたいな気軽なのより、こういう見てて疲れるようなドラマが好きなんだわ。野沢尚脚本のミステリーでも、「氷の世界」は1、2回見て止めちゃったんだよね。でもこれは、タイトルといい、冒頭に過去(しかもクリスマスイブ!)の事件の映像が流れるところといい、森といい、かなり「眠れる森」テイスト。伏線張りまくりで、これから推理してくのが楽しみだわ。うーん、やっぱビデオ録っておけばよかったかなあ。毎回これで後悔するんだよな。

とりあえず、今回出てきた事のまとめ。

  • バブル絶頂期の90年12月24日、オーストラリアの日系銀行に強盗が入り、女子行員が流れ弾に当たって殺される。(犯人は実弾が入ってるのを知らなかった?)
  • その犯人は、東洋人。後に仲間割れの為一人が殺され、二人が逃亡。(二人組って言ってたのって、殺された人含めてたっけ?)
  • 仲村トオル(不動産会社勤務)は大学時代に母親が死に、天涯孤独。妻の財前直見は大学時代以前の彼について、全く知らない。
  • 財前も夫に知られたくない過去がある。
  • 仲村は都会に住む人達の事を憎んでいる。
  • そんな仲村に、バブルの責任は不動産会社にあるとなじる田辺。
  • 田辺誠一筧利夫をあの新興住宅地に呼んだのは、仲村の策略?
  • 田辺(外資系生保勤務)は死んだ恋人を、未だに忘れられない。(オーストラリアの銀行員?)その為妻の渡辺由紀はアル中である。
  • 筧利夫Jリーグの通訳)は、田辺と顔見知りだったようだ。
  • 筧と田辺は職業柄、英語が堪能なはず。オーストラリアに関係ありそう。
  • 筧の妻、秋本奈緒美と、仲村の会社の後輩で元自衛隊員の古田新太も、過去に何かありそう。
  • リゾートタウンの他の不気味な住民。いつも散歩している老夫婦、親子三人で並んで自転車通学する教師一家、会うたび「いつになったら他の人が越してくるのか」と文句を言う夫婦。
  • ある日突然姿を消した田辺一家。家の中は食事の後かたづけもしていない状態。
  • 義足の刑事、大杉漣は、ただ今回の事件を解決するだけなのか?過去の事件にも関係あるのか?

一家が何の前触れもなく、荷物も持たず、家の中も片づけないまま忽然と消えてしまうっていうの、広島かなんかでもあったよね。あの手の「未解決事件」みたいなのも好きなのよー。とりあえず、初回で怪しすぎた古田新太は、「眠れる森」の陣内さんみたいなもんかな?多分犯人じゃないんじゃないかな。秋本奈緒美渡辺由紀は、何となくオーストラリアの事件とは無関係なんじゃないかなと思います。いや、単に役者の格的に、そんなに重要な役どころじゃないかなあってだけなんだけど。ああ、考え出したら止まらない。これから一緒に色々推理して盛り上がってくれる人募集っすよ。この人のドラマ、最後がコケやすいのが気にかかるんだけどね…。