#8

待ったよ〜この一週間。トオルが白目剥いたままお預けになっちゃったからね。結局予想通り、葛井(古田新太)は欧太(トオル)の味方で、進藤(田辺誠一)と山路(筧さん)にどこまで覚悟ができてるのか試す為、そしてもう引き返せないと思い知らす為にあんな事をさせたって訳ね。

それにしても首を絞められた後のトオルの毒づきようったら、すごい迫力。この人いつもぼーっとした役しかできないじゃん、と思っていたのに、あんな演技ができるとは驚きでした。昨日は一時間「トオルスペシャル」って感じでしたけど、類子(伊藤裕子)の本を見つけて泣くシーン、最後に悠子(財前直見)と電話して、罪悪感に苛まれるシーンも良かった。先週までは「死んだ恋人の復讐ってだけで、そこまで大がかりな事やるなんて不自然」って思ってたんだけど、昨日の欧太を見てたら、なんだかそれも納得できて来ちゃったぐらい。このドラマ、原作や脚本もいいんだろうけど、かなり役者の演技や演出によって、面白さが倍増してると思われます。しかしトオルの胸の盛り上がりはすごかったねー。「眠れる森」の時、「女みたいなぷよぷよの胸!」って思ったんだけど、あれは筋肉だったのね。でもああいう形に盛り上がる人ってちょっと珍しいと思う。

デッキチェアーに座ってた類子の履いてたジーンズは、最近の形だよね。ソバージュまでは「アリ」なのに惜しい。本当にリアル90年を再現するなら、まだブーツカット履いてる人っていなかったでしょ。あと類子ってオーストラリアに渡ってからはショートカットにしてるんだけど、当時日本では、90%ぐらいの若い女性がロングヘアだったと思うんだよね。耳が出るほどのショートカットなんて、ほんっっっとに珍しかったはず。かとうかずこなんて、ショートってだけで「知的なキャリアウーマン」の役専属だったじゃん。あ、トオルのバッグはハンティングワールドだったね。

いかん、また話がそれてきた。来週は放送がお休みなので寂しいけど、公式サイトでは二週間かけて、例の「管理者DB」のパスワードのヒントを少しずつアップしていくそう。ちゃんと考えてるねー。もう少しページが軽いと言うことないんだけどなあ。