#7

今週もほぼ一時間90年12月の回想のみ。舞台がオーストラリアだし、どのシーンも映画みたいで完成度高かった。あのキチガイ外人ルービンも、いいアクセントになってました。類子が自分の撃ったマシンガンで死んだと知った時の慟哭、日本へ帰ってからお墓の前でのシーン等、ちょっと狂気じみた田辺さんもグー。。「夢カリ」といい、田辺さんのファンになっちまいそうだわい。顔は好みじゃないんだけどね。この辺の緊迫感も、安っぽい二時間サスペンスとはさすがに違いますね。野沢尚って回想シーンがほんとに良いね。眠れる森もしかり。

マシンガンに実弾を忍ばせたのはルービン、そしてそれを撃ってしまったのは自分、と進藤は思いこんでいるみたいだけども、それって違うよね。ここへ来て山路が俄然怪しくなってきた。類子を殺したのは山路自身の判断なのか(=類子への嫉妬、つまりやっぱホモ?)、それとも支店長に頼まれたのか。公式BBSで知ったんだけども、二人が帰国後支店長をゆすろうと相談してたシーン、後ろに欧太が映ってたらしいです。山路達、確かこの時の写真を撮られてたんだよね。でも警察にも嗅ぎつかれてない二人をなぜ欧太が知ってる?って思ってたけど、山路と通じてるって考えれば納得なんだよなあ。でもね、欧太、葛井、山路がグルだとすると、そこまで大芝居打って進藤一人を騙す必要もないかなあと思うし…。うーわからん。

とりあえず今回のラストシーン見て、葛井はやっぱり欧太側なんだと確信しました。多分葛井は山路と進藤も殺さないでしょう。恐らく二人を引き返せないところまで追いつめて、復讐の共犯にしようとしてるのでは?で、その復讐の相手は支店長?でもなー、欧太がそこまでするのって、単純に恋人を殺された恨みじゃない気がするんですよ。やたら家族の絆っていうのを強調してるし、欧太が悠子を愛してるのは嘘じゃないんじゃないかと。案外欧太が守ろうとしてるのは、悠子の過去に関係があるのでは?と思い始めて来ました。

このドラマ、毎週放送終了後に公式サイトでプロデューサーとのチャットができるんですね。んで昨日覗いてたら、やっぱ主婦率が高い。若い子はあんま見てないのかなー。面白いのに。で、どうでもいいんだけど、やたら「今日はダンナがまだ帰って来ないので見れて嬉しい」とか「ダンナが横でうたた寝してしまったのでゆっくり見れました」みたいな書き込みが多くて。ダンナがいるとTVって見れないもんなの?ちとびっくり。