#5

いつも言うけど役者と演出はいいのに、脚本がヘボすぎ!謎の男は直球で院長かい!いや、まだ一応院長がかばってるっていう線もあるかもだけど、この分じゃねえ。Aという設定にしたいために作ったBという伏線が、あまりにもその場限りでとってつけたようなものばっかりなんで、つっこみどころ満載。もうちょっと長期展望を見据えた伏線が張れないものですかね。今回も突然赤字が発覚して、石黒賢が異常に焦って「今すぐ何とかしなくては!」ってやってたけど、そんなにギリギリになるまで気づかなかったんかい。敏腕事務長じゃなかったんかい。あの母親の事を知ってるかもしれないおばさんを、都倉がオペして生き返らせるっていう展開に、無理矢理持って行きたかっただけじゃん。しかももし本当にあの逃げた男が院長なら、もう謎は解けちゃったじゃん。佐戸井さん用なしじゃん。彼もミキミキコンビと同様、単なる都合のいいコマだったのかい?

ていうか松雪さんももういらない感じ。全然仕事してないしね。刑事ってそんなにヒマなのかなあ。あの富士美湖の刑事もひどかったな。子供が「運転手の男が別にいた」つってんのに、「何バカな事言ってんだ」で済ませちゃう事ってありえるんでしょうか。いくら子供だったからって、その事件の怨念だけで自力で医者にまでなった都倉が、その男の事何も覚えてないっていうのも無理があるしなあ。とりあえず今回の一番の見所は、都倉の母親役が八木小織(元八木さおり)だったってとこね。すごい久しぶりに見たなあ。町山広美さんは、彼女が奥沢のそば屋でバイトしてるとこを見かけたそうですが、また女優業復活したのかな。