#11「永遠の愛と死」

うーん、ついに最後まで見てしまった。成宮君の為とは言え、私も忍耐強いな。今期は同じ「死期の迫った高校教師」という設定で、「ぼくの生きる道」が大絶賛を浴びてるというのに、よりによってそっちは見てないしさあ。ちぇ。特にソニン目当てで普段見ないドラマを見たという方、もっと面白いものもたくさんありますので、ドラマを見捨てないでね。これ以上衰退しちゃうと寂しいし。

とにかく一番このドラマに乗れなかった原因は、湖賀という男にあります。最初から最後まで全く共感できず!脳腫瘍で半年の命→なぜか主治医に体で慰めてもらう→いきなり職場&彼女の前からいなくなる→重病人なのになぜか女子校の数学教師に→かわいい女子高生に「君は脳腫瘍で半年の命だ」と嘘をつき、自分と同じように苦しむさまを見て喜ぶ→雛が自分を好きなのをわかってて、敢えて甥を紹介する→でもやっぱり雛のヴァージンは俺が頂く!と横取り→雛が嘘に気づき、離れていく→未練がましく「君がいないといぎでいげない!」と泣いてすがるが、「ごめんね」と断られる→具合が大分悪くなったので、さっさと学校は辞め、主治医の別荘で死を迎える事にする→またまた未練がましい手紙を雛に→主治医への恩はあっさり捨て、まんまと追いかけて来た雛と逃亡→幼いながらも覚悟を決めてる雛を置き去りにする→案の定すぐ発見されるような場所にいる…とまあよくもこんなに自己中になれるもんだって感じですよ。自分が苦しいからって、周りの人に何してもいいわけ?雛は元々何の罪もないのに、こいつのせいで人生めちゃくちゃにされちゃったじゃん。死期が迫った時、恋愛に救いを求める男っていうのが、私にはさっぱりわからなかった(元カノの小島聖ならともかく、新しい女にってのが)。

で、結局最後は予想通り、手術は終わったけど結果はどうだったのかわからず。湖にてるてる坊主を二個持った雛が佇んでるシーンで終了。ま、多分ダメだったんでしょうね。つうか手術できるなら最初からやってよ…。しかもみんなつっこんだと思うけど、なんでヘリ飛ばすんだか。救急車じゃダメだったんでしょうか。なんかなー、やっぱ「高校教師」ってタイトルにしたのは失敗だったね。前作とは全然関係ない話にしとけば良かったのに。今更言っても遅いですけどね。


回想シーンで持田真樹にぼかし入ってます。肖像権関係?

いつの間にこんな写真撮ってたんだろ…藤村先生。

棺にはあのカーディガンも入れられました!ここ、笑うとこだよね?

100歩譲ってヘリで到着は許そう。でも病院に運ぶのは、救急車でも良くない?