#2「回りだす崩壊の歯車」

先週見逃したら、色んな人から「絶対好きそうだから見て!」とお勧めされたので見ましたよー。いやー、面白かった!内舘先生サイコー。内舘ドラマのお約束、1.暗すぎる主人公のナレーション 2.相手の男は仕事では成功しているが、過去に傷あり&ヘンテコな親あり 3.ベッドシーンが濃厚 4.主人公は結婚強迫症の女でかなり自虐的 5.そんな主人公を馬鹿にする若い女がいる 6.とにかく出てくる女が全員イヤな奴 …といった条件を、全て満たしておりますな。池松江美さんの「女・一人日記」(単行本も買いましたよ)をなぜか思い出す私。

「えー、稲森いずみだったら全然綺麗じゃん。どこがイケてないのよ。」「30で独身だからって、そこまで虐げられる会社ってあるかー?」「いくらなんでもあの弁当屋のおばちゃんと、寝ようとは思わないだろ克典。」「今どきの51歳なら、もうちょっとオシャレで若々しいよね。」等々、ツッコミ所は数多くあると思いますが、多分内舘センセはわかってて大げさに書いてると思うなー。なんせ「渡鬼」の次枠ですからねー、今のドラマの視聴者層の核をちゃーんと見極めております!爺がワイン倒して割っちゃう所とか、麻生祐未の怖い顔とか、ラスト「うわ、鉢合わせかよ〜!」のシーンとか、スリルとサスペンス度もさすが!ベテランの味。ドキドキの連続です。先クールやってた薔薇のナントカとは比べものになりませんわね。出てくる女全員の「女濃度」が濃すぎて、特に風吹ジュンが普通のオバチャンからどんどん「女」に変わって行くところとか…、「すげえ」と思うと同時に、内舘先生の顔がダブって見えて更に寒気が。このドラマ、童貞は見ちゃいけません!女の毒気に当てられて寝込むこと必至!

でさー、一つだけ不満なのが稲森にとっての「年下の男」、アギトなのよねえ。と思ったらもつまさんも「なんだったら、30女に夢中になる20男の役を、賀集利樹ではなく、玉山鉄二岡田准一塚本高史にチェンジしてもらえないでしょうか?」と書いているではないか。ひえー、それ、めっちゃ賛成っす!(それ以外の文章も全て同意っす!)賀集かわいいんだけどさ、声フェチの私としては、あのカン高い声が大鶴義丹とかぶって萎えるわけよ。そのうち顔までギー(byマルシア)に見えて来そうだわよ。ちょっと似てるし。今のところ賀集が一方的に稲森に片思いって感じだけど、そのうち稲森も賀集に惹かれてくのかな。んで星野真理に寝取られたりして。「ババアとガキに男を取られる稲森いずみ」(実生活では裏の松嶋菜々子に…)、うーん、見てみたい。ていうか今日の日記なげえー!この長さではまり具合を察して下さい。


このシーン既視感が…。あ!「北の国から」の三沢のじいさん!