#3「愛しい人よ消えないで」

各所からの「れいこさん絶対見るべし!」の声に押され、一応なんとなくの設定を予習しといて見ました。が、正直あまり真剣に見ていなかったので、ちょっと気を抜くと「あれ?さっきのは何だったの?」「これどういう意味?」と置いてけぼり状態に。いきなりオープニングでバーンと画面に出てくる文章が、「誰もが限られた時の中を生きている。女は男を探し求める。男は女を見つけ出す。神に導かれた出会いの中にだけ存在する何かを手にするために。人はどこから来てどこへ行くのか。たったひとつの問いを求めて。宇宙の彼方へ散ってゆくまで。」だって。はぁ〜、なるほど、こりゃ凄いわ。そして終始こんな感じの禅問答というか哲学めいた文語調のセリフを、ただ「必死で読んでま〜す!」って感じで感情を込めず口動かしてるだけの役者達。これさ、絶対坂口・菊川・武田あたりは、「なんで俺(私)こんなドラマに出てるんだろう…」って毎日葛藤してるよね。誰ひとりとして脚本の意味とか理解してなさそうだし。坂口君こんなのに出ちゃって良かったのかなあ。アメリカ育ちって役なのに、英語ヘタすぎて泣けてくる…(これまた唐突に英語で会話し始めたりするんだ)。確か坂口君ってハワイの大学行ってたんじゃ。

ただ黒木瞳草刈正雄だけは絶対ノリノリだよね。もう、黒木さんイキイキしちゃってるもん。中でも唐突にタンゴを踊り出し、ハァハァしながらシャンパンがぶ飲みして、「男に君は運命の人って言われるの、何回目かしらぁ、うふふふっ!」なんてハイテンションになってたかと思ったら、突然音楽が鳴り止み、照明も真っ暗になって、「ねえ、あたし、今ここにいるぅー?」とかガクガクブルブルし出して突っ伏したのが怖かったです。藤谷美和子も真っ青。もう唖然としちゃったんですけど、もつまさんによると今回は全然電波度が足りなかったらしい。ええ〜!あれで??うーん、これは来週も見ないといかんかもしれんな…。


いつもこんなに顔の筋肉動かしてたら、そりゃシワもできるわなあと。

わかりにくいけど、レースで胸スケスケなんです。こんな喪服いいのか?