#5

今まではとにかくつっこみ所を探しながら、という感じで楽しんでた氷点2001ですが、昨日はなんだか普通に面白かった気がします。久しぶりにビール飲んで酔っぱらってたせいなのか、単に見慣れてきたせいなのかわかりませんが。昨日から浅野ゆう子のモノローグが入るようになったのが良かったのかな。初回見た時に、「これ、役者の表情だけで心情わからせるのは難しくないかなあ。ナレーション入れればいいのに。」と思ってたのよね。まあ、あんまりナレーションに頼りすぎるのも良くないけど、ずっと「アワワワワワ…」ばっかりでもワケわかんないでしょう。

昨日も浅野ゆう子は泣きっぱなしだったけど、ちょっと表情にバリエーション出てきたかなあ。一応ほめてみた(エラそう)。原作との細かい違いも、段々気にならなくなってきたかも。でもほんとよくできた話だよなあ。誰が悪い、って言い切れないのに、ちょっとずつのボタンのかけ違いによって、一人の少女がつらい目に遭い、それがまたはね返ってみんながつらくなり…という繰り返し。「続氷点」なんて、ますます「えー!そういうつながりってアリ?」の連続だもんね。登場人物全員のつらさがよくわかるから、余計陽子がかわいそうなんだよなあ。原作読み返したいんだけど、見あたらないのはなぜ?引っ越しの時捨てちゃったのかな。