#4

うーん…。先週までは、「眠れぬ夜」と同じぐらい面白いと思ってたんだけどなあ。もう終には全然共感できない。わざわざお母さんに「繊細な子なのよ」なんて説明させてたけど、なんであれぐらいで道ばたに倒れ込んだり、屋上から飛び降りたりしようとするわけ?しかも予告じゃ女の子二人に挟まれて、「恵子ちゃんと琴美ちゃんに会いたかったんだよぉ〜〜」なんて泣いてるし。アホか。そもそも最初から受ける気なかった会社なんだから、面接に落ちたってどうってことないと思うんだけど。言われてたこと、ほぼ図星だしね。あんなんじゃほんとにこの先生きていけないぞー。

恵子と琴美のツーショットも微妙なんだよね。この二人、どう見ても仲良くなりそうなタイプじゃないんだもん。いくら中学の同級生で、自殺の現場に居合わせたつっても、合わないもんは合わないだろう。それが役のせいなのか、役者さんのせいなのかわかんないんだけど。「彼女たちの時代」の時は、女の子同士のシーンがすごく良かったのになあ。元々深津ちゃんも水野美紀も、対男性より女性との絡みがうまい女優さんだと思うのよね。恵子と琴美(というか国仲涼子柴咲コウ)は、二人とも「私、女は苦手なの。男の友達といる方が楽なのよねー。」とか言いそうなタイプでないか?すごく年上とか年下の女性となら良くても、同年代の女友達っていなさそうな感じ。偏見すかね?なんか二人が仲良くしてるシーンが、白々しく見えちゃって。

そんなこんなで相変わらず主役の三人にはピンと来ず、いいなと思ってたお母さんまであんなに甘甘でがっくり。たいしたことない終の昔話で母ちゃんが涙ぐみ、恵子と琴美までもらい泣きしてたのには驚きましたよ。普通「うわ、なんて子離れしてない母親!終君てマザコンなのね!」って引かないか?最初から男として見てないからいいのかな、その辺は。とにかく、ドラマとはいえもうちょっとしゃきっとしてもらわないと、見ててイラついてしょうがないっす。「ふぞろい」の時任三郎は、もっともっとつらい目に遭ってたけど、全然大人だったぞ。