#4

というわけで「空から降る一億の星」第四話。ドラマ自体は変な演出も控えめで、話も動き出したかなーという感じで見やすかった回だとは思うんだけど…。次々に明かされていく謎が、あまりにも意外性なさすぎ。ビデオとブレスレット並び替えの謎からキムタクが怪しいって事や、さんまと深津ちゃんが実の兄妹ではないだろうって事や、25年前の事件にキムタクも関わっているんだろうって事や、柴咲コウがキムタクの為に殺人をしそうだって事…。これら全て1、2話でこっちはわかっちゃってるのに、今更「実は!!」みたいにやられてもねえ。特にさんまは刑事なのに、あまりにも鈍すぎてイライラしてくる。更に輪をかけてイライラするのが森下愛子。あの人ほんとは犯人で、わざととぼけてるの?でもそこまで裏かいたりしてなさそうなんだよね、このドラマ。

先週までは色々裏読みして、「本当はさんまが犯人で、自分が倒したビデオが直ってたので、やたらこだわってるんじゃないか」とか、「深津ちゃんが犯人(二重人格とか)で、さんまがかばってるんじゃないか」とか考えてたんだけど、どうやらそんな複雑な話じゃないみたい。女子大生殺人事件には、さんまと深津ちゃんは全然関係ないみたいね。単にさんまとキムタクを引き合わせる為のイベントだったのか。結局女子大生殺しの実行犯は柴咲コウ(キムタクが操ってた可能性はあり)、25年前の事件で深津の両親を殺してしまったのがさんま、その場に何らかの形で居合わせたのがキムタク、っていうだけの事?なんだかなあ、今後見る楽しみが一気になくなってしまったような…。もちろん裏読みすれば、犯人はケンヤかもよ?とか、八嶋さんかもよ?とか考えられるんだけどね、今週の話の展開からして、そんなに突飛な事は起きそうにもないんだよなあ。

しかし深津ちゃん、井川遙の元家庭教師とは言え今はただの友達なんでしょ?あそこまでいいように利用されてていいんだろか。そもそもあんな誕生パーティーを開くようなお嬢様の家庭教師が、両親もいない深津ちゃんてのはすごく疑問だ。そしてその後親友になるってのも無理がありすぎ。あの家とさんま・深津兄妹が、何か関係があるってんなら別だけどね。でも多分ないんだろうな。あと北川脚本てよくお見合いが出てくるけど、私の周りでお見合いした人って全然いないんだよなあ。機械オタクで専門誌の編集者やってる女が、全く趣味の合わなさそうな相手と、お見合いなんてするもんでしょうか?しかも玉の輿狙いって、専業主婦になるつもりなのかなあ。さっぱりわかんねえ。深津ちゃんの役、デートの時の超ミニスカといい、キャラがいまいちつかめないっす。まあキャラがつかめないのは他の役もみんなそうなんだけど、彼女に感情移入できないと、見続けるのつらいよね。