#9#10「受験と恋と勘違い」「白紙答案の波紋」

「第9話」
交換ノートに、椎野(ひかる一平)が「ぼく、加藤くんが、好きだ!」と書いてきた。金八は「ホモ?」と困惑。椎野は加藤(直江喜一)の後を付けまわり、勝手に「スナックZ」の手伝いまで始める。加藤にその事を聞いた金八は、無気力な椎野の変化を喜んだ。一方松江次郎(大山大介)は赤上近子(伊藤つかさ)に、「受験生だし、今までのようにはつき合えない。一緒の学校にも行けない。」と言われ、落ち込んで何も手に付かない。どうやらつき合ってると思っていたのは次郎だけで、近子には全くその気はなかったらしい。ただ「一緒の学校に行けない」というのは、近子が女子校志望だったからだと、金八は次郎をなぐさめる。

やっぱり初期金八は、こういうコメディタッチの話が非常に面白い!ノートや月に顔が浮かんだり、気の抜けるような音楽が流れたりする、今ではあまりお目にかかれない演出が懐かしい。去年やった金八では、上戸彩性同一性障害を真面目に扱ってたみたいだけど、この頃はまだ同性愛に対する偏見があからさまですな。一平&加藤&ヒロ君の関係は、やおい好きにはたまらなさそうです。こっちはともかく、金八と大森巡査のやおい本とかないのかな?需要ないか…。伊藤つかさは凄いアニメ声。しかし今見ても大してかわいくないです。他にもっと綺麗な子いっぱいいるぞ!確か近田春夫も、「どこがいいんだ?」とか言ってた気がします。でもタモリは大ファンで、当時のいいともではよく「俺はロリコンだ」って言ってましたよね。


ぼく、加藤くんが、好きだ!


最初に「女子校に行く」と言えば、あんなに大騒ぎにならなかったのに。


本日のサービス映像その1。番台の横で乳出す不自然な女。


本日のサービス映像その2。加藤君の半ケツ。

「第10話」
期末テストが始まった。石川祐子(吉田康子)は乾先生への抗議の意味を込めて、数学のテストを白紙で提出。数学のテストは5問中3問が引っかけ問題で、生徒達は大事なテストなのにと憤慨、カンカンに詰め寄る。怒って早退してしまったカンカン宅を訪れた金八は、「問題の読解力がないのは、生徒の国語力の低下が原因」と言われ、それも一理あると、「数学の問題を国語的に解く」授業をする。

なんか第一シリーズの時も、全く同じような話がありましたが…。いまいち面白くなかった。カンカンは口下手で損してるけど、そんなに間違った事はしてないと思うんだよねえ。第二シリーズの不良は、石川にしても松浦悟(ヒロ君)にしても、成績はいいっていう設定なのね。試験直後は「引っかけ問題が二問あったね。あれぐらい気付かなきゃ。」と得意顔だった久之が、引っかけ問題が三問だと知った瞬間、手のひら返したように怒り出すのが面白かったです。なんとこの人、今ナイロン100℃所属らしいよ。


カンカンの部屋、前と変わってないわ!レコードのお手入れ中。