#14「東京は理社に弱い」

三学期が始まった。入試に関係ない科目では、内職をするものもちらほら…。理科の授業中に内職していた山本まどか(福家美峰)は、国井先生(茅島成美)にこっぴどく注意される。他にもやっていたものがいたんだから、あまり個人攻撃するなよオバハン、と加藤に言われ、怒って教室を出ていってしまう国井先生。生真面目なまどかは、自分のせいで授業がめちゃくちゃになったと泣き出し、貧血を起こして早退してしまう。金八は今理科や社会を疎かにしていると、高校に入ってからが大変な事、共通一次では東京の中学出身者の理科・社会の成績が著しく悪い事を生徒達に言って聞かせた。

これまた懐かしいお話で。この頃の東京の入試科目は、理科と社会はなかったんですねー。って私ももうそんなの記憶にないけどね。共通一次も死語だし。国井先生が加藤君に「オバハン」て言われて、池内先生(吉行和子)が「私が言われるならわかるけど、国井先生はまだ独身なんだし…」とか追い打ちをかけるような事言ってたのが笑いました。山本まどかはクラスでも1、2を争う美少女ですね。この後も女優さんやってた気がするんだけど、売れなかったのね。

あ、死語と言えばまどかが貧血起こした時、繁好が「アンネちゃんとかブルーディとか」などと言ってましたね。今「アンネ」って言って通じるのだろうか…。「メンス」は更に死語。この時久之が、ちょっとにやにやしながら「女の子は大変なんだろ」とか言うのが中学生当時すっごい気色悪くて、未だに「久之=にやにや男」っていうトラウマになってます。