#15「生きることは学ぶこと」

授業中に突然やってきた土屋英樹(中村誠)の姉さくら(日向明子)、例によって大騒ぎになるが、実は店に来た墨東工業の社長に加藤の話をしたら、雇ってもいいと言われたという事を知らせに来たのだった。金八が墨東工業に行くと、社長は多少気が荒いが、根は面倒見のいい人のようで、定時制に通いながら働いても良いと言ってくれた。金八は最近、下宿でさくらに漢字の個人授業をしていた。派手なさくらが出入りすることに、眉をひそめる他の先生達。さくらはかつて大学生の恋人がいたこと、彼が就職して結婚話が出たが、母親に出した手紙が誤字だらけで、それが元で結婚を反対されたこと、結局彼はお見合いで結婚する事になり、その母親にきちんとした手紙を書いて見返してやりたいということを語った。次の日、英樹がさくらからの手紙を金八に渡した。母親への手紙を書いて金八に見てもらおうと思ったが、読み返しているうちに馬鹿らしくなってきて止めてしまった。もうこれで未練はありませんと書いてあった。

今回も3Bはほとんど出番なく、さくらちゃんオンリーな一時間。でも久々にウルウル来てしまったー。なんていい娘なのさくらちゃん!家が貧乏で高校に行けなくても、そのせいで男にふられても、親が死んで弟の為に水商売する事になっても、自分の境遇には文句一つ言わず、明るく前向き!普段のキャラとは全く違う、季節の挨拶から始まる異常に丁寧な言葉の手紙、おかしいんだけどけなげで泣けた。昔はもっとおばちゃんだと思ってたんだけど、よく見たら透き通るような白い肌で、まだ若いのね。金八が抱きつかれたりチューされたりするたびに、過剰な反応するのが面白かったです。必死に耐えてる!つか金八って絶対素人童貞だよね…。


理性と戦う金八の図