#6「腐ったミカンの方程式 その2」

スナックZに向かった金八は、とりあえず謝罪しろとすごむ加藤(直江喜一)、岸森(古尾谷雅人)、神津清一(田浦智之)に、金八は「自分は手を付いて謝るような事は何もしていない。いいことはいい、悪いことは悪いんだ。」とガンとしてつっぱねる。「お前には教育を受ける義務はない。お前にあるのは教育を受ける権利だ。」と言われ、徐々に心を開き始める加藤。岸森と神津も納得し、加藤は翌日から登校することを約束した。登校初日は、加藤の学力を見る為に各先生が個人授業。校長と教頭を前に、金八は熱い意気込みを語るのだった。

確かに私は金八好きですが、単に出演者のキャラが立ってるとか話が良くできてるとか、そういう部分を面白がってるのであって、脚本家の教育的思想に共感してるっていうわけではないんですよ。なんかねえ、余りにも「子供はみんないい子。悪いことするのは全て大人の責任。」っていうステレオタイプな描き方が、ちょっと鼻についたりもするのね。それでも武田鉄矢のあまりの熱演に、ついつい引き込まれてしまうんだな。このテンションの高さは凄いよ。教頭達に語りながら泣いちゃってるもん。最近の金八先生でも、まだこんな演技してるんだろうか?ところで金八の再放送、今日で一回中断、来週からは「高校教師」をやるそうです。んだよまったくー!


「うちのクラスは毎朝歌を歌うんだ、加藤何がいい?」
「…じゃあ……わ、YMCA…」
「え?」
「YMCAで…」
転校初日でこんなん、ちょっとやだ。即答でYMCAつう加藤にも驚き。口ずさんでるのがもっと驚き。どこが札付きの不良なのさ。


ナイナイの岡村に似てる。