#7「3B学習発表会 その1」

今年最後の再放送。学習発表会の日程が迫るが、3Bはなかなか出し物が決まらない。ところが二年生が「三年生は受験に専念してもらって、今年は出し物はナシで」と言い出した途端、意地になってやる気を出す生徒達。結局「雪の夜ばなし」の劇をやることになった。高校進学はせず、親の理容店で働く事になっている立見八千代(中村美奈子)は、他の人の分も頑張ると宣言した。

加藤優は一応ちゃんと登校しているものの、発表会の話し合いにも全く参加せず、無関心を装っているのね。でも八千代が「高校へは行かない」って言ったら、こっそり家まで見に行ったりして、んもう、ほんとにデキた奴!こんないい子は、何も心配しなくてもそのうち更正するっしょ。それより椎野一(ひかる一平)みたいな子の方が心配よねー。最近はむしろこっちタイプの問題児が多そう。しかし最後の読み合わせのシーン、老婆役の大川明子(村野仁子)がセリフを言うと、生徒達がみんな本気で笑っちゃってんの。あと八千代もセリフヘロヘロだったね。こういうのもNGにならないのが、金八の味でもあるのか。

二週続きのお話なのに、思い切り「高校教師」に中断されて来年までおあずけ。「卒業式前の暴力」はもちろんだけど、伊藤つかさが主役の「受験と恋と勘違い」とか、トイレ掃除の話「クソまみれの英雄達」も印象に残ってるなあ。早く見たいよう。