#7「サカリのついたメス豚」

中居君もハマっているというこのドラマ。私ももう一週間が長くて長くて。で、ドラマが始まると一時間が短い短い。昨日も「え?もうCM?今日CMやたら多くない?」って何回も思っちゃった。そういやこれってカネボウの一社提供枠なんだけど、前の「真夜中の雨」の時と違って、今回はCMもいしだあゆみの「あ〜、もう50って言った〜。」とか、原田美枝子の白髪染めとか、ババ向けのが多いのが笑えます。

先週末ついに伊崎と花枝のチュー現場を見てしまい、本格的にぶっ壊れた千華子。「あんな女汚らわしいっ!サカリのついたメス豚よっ!」と2003年ドラマタイトル大賞確実のこのセリフを吐きながら、ハサミでブラウス切り刻みます。普通「サカリのついたメス猫」とかは言うけど、「メス豚」ってあんまり言わないような…。あっぱれ牧子センス!そして謙吾と千華子がデキてたと知り、亜沙美も吠える吠える。いや、千華子がショック受けるのはわかるんだけどさ、亜沙美の場合、自分が狙ってた男を30女に取られたってだけで、「殺したい」とまで思うもんか?こいつは元々性格に問題があるのでは。ああしかし、今までは千華子がどんなに30女の惨めさを訴えても、私は他人事のように笑ってたんだけどね、昨日の亜沙美の「30のオバサンが若い男に夢中になってるのって、気持ち悪い!」っていうセリフには、ボディブローかまされた気分でした…ううう。一応それぐらい自覚はしてるさ!してるけどさ!と脳内言い訳。

私が今回一番感心したのは、お父さんが作ってくれたおかずを見て、「小さい皿にてんこ盛りになった料理は、父があまりいいところで食事をした事がない証拠だった。」という千華子のナレーション。くぅ〜、ウマイ。こういう細かいところが、内舘脚本は他のありがちなドロドロ系ドラマとはひと味違うんだよなあ。平田満て、ほんとに惨めな小市民がはまりますねえ。


この後刺すのかと思ったら、いきなり髪を切った。余計コワ〜!!

あと昨日は余り出て来なかったけど、「やることなすことありがた迷惑爺」こと次郎さんね。この人のどうしようもないウザさとか、哀れな老人をウザいと感じる事への嫌悪感とかがたまんない。来週はまたひと暴れしてくれそうで、今からワクワク。予告で次郎さんが「駿、お前梓さんと結婚しろ!」とスットコドッコイな発言をした瞬間、「ピキーーン」と目が輝く麻生祐未の表情が面白すぎる。梓よ、仮に結婚出来たとしても、もれなく次郎さんが付いてくるぞ。介護するハメになるぞ。つかそもそも京都行きをばらしたのも、次郎さんなんだよね。つくづく足手まといなジジイ。でも憎めないんだわー。

そしてやっぱり、謙吾は亜沙美の誘惑に負けてしまうらしい。千華子に結婚迫られて逃げたくなったか?星野真里は貧乳やね…。しかもソニン上戸彩に続きスリップ着用!でも内舘ドラマの場合、「まあ、着てるかもしれんね。」と納得してしまうのが怖い。謙吾の「亜沙美の方がかわいいよ」というセリフを聞いて、「ガーン!!」という効果音と共にネガポジ逆転する千華子の顔に、マジで声を出して笑ってしまいました。最後の最後までやってくれるぜ!グッジョブ!

母親と弟の元彼女に二人の男を取られた30女。

「年下の男恒例・貪りシーン3連発」

焦点の定まってない目でおにぎりパクパク。

「あら面白くなって来たわ〜」とコーヒーぐびぐび。

「殺したい」とつぶやいてチョコレートぶぉりぶぉり。