#9「弟の命名」

NICU編が始まってからというもの、原作知ってるくせに毎週放送を見ては号泣し、その後丸一日ぐらい心が晴れなくて悶々とし、と笑えるぐらいハマってしまっていたのですが、いくらなんでも4話は長すぎました。なんだか先週で燃え尽きてしまったみたい。今週はやや淡々と見てました。途中から小児科編も始まったし、中途半端な回想シーンも多かったし、やはり時間余ってたんですかね。高砂先生がわざと置き忘れたハガキが田辺夫を動かすきっかけになったり、弟君の名前を「佳秀」とつけたりというのは、ドラマオリジナルでした。ただせっかくの感動シーンなのに、サブタイトルがネタバレ気味なのはどうかと。

もちろんこのNICU編がこの作品のクライマックスなのは間違いなく、あの赤ちゃんの人形の出来も含めて、ドラマとしてよく出来ていたと思います。特に田辺夫妻の吉田栄作横山めぐみが素晴らしかった。鶴瓶は原作とは違う高砂先生でしたが、他の指導医とはちょっと違う雰囲気で、存在感あったと思う。なんかもう出てこないと思うと寂しいやね。斉藤との別れのシーンは、お互い演技を超えて通じ合ってるって雰囲気が出てて、ジーンとしてしまいました。そして次は(と言ってもあと2話しかないけど)小児科編。原作ではガン編の繋ぎみたいな感じでちょろっと出てくるだけの話なので、どうやら大幅にオリジナルな脚本に変えられるようです。過食症の道場君を出久根の話として挿入するのかな?ちょうどこの間小児科で医療事故が起こったばかりで、非常にタイムリーだし、どうやってドラマとして終わらせるのか楽しみですな。


これ、多分妻夫木君の自筆。

田辺夫「何が正しい答えなのか、ついにわからなくなったよ。だけど考え続けることが、答えなんだと思う。」これで一件落着ってわけじゃないんだよね。

マント派俳優((C)ナンシー関鹿賀丈史。やはりシャツやネクタイが派手。

この人形、兄弟合わせて13体も作ったそうです。これは笑ってるバージョン?

貼ってあるポラロイド、前は妻一人だったのが、さりげなく夫婦揃ってるのに変わってるんだよね。