#2「恋に効くペット」

初回はどうにも松潤への違和感を拭えなかったこのドラマ、今回は割とすんなりモモを受け入れる事ができました。あらら。先週はちと演技がハイテンションすぎたのかもね。モモはモダンダンスをやってるという設定で、あの舞台のシーンは「赤い激突」の前田吟みたいだったらどうしよう!(←わかる人だけ笑って下さい)とドキドキしたんですが、意外と普通な感じでした。ほっ。小雪のマヌケっぷりや独り言が笑えます。さすが大森美香さん、妙齢の女性向けの脚本はお手の物ですな。

ただ最初は「脇が凄く豪華!」なんて思ったんだけど、ちとキャスト多すぎない?スミレと正反対の「馬鹿でかわいい若い女の子」役は、酒井若菜(イヤな役を好演してるねー)だけでいいんでは?上原美佐乙葉いらない。それとスミレが相談できる相手も、紗理奈か長塚さんどっちか一人でいいし、あと悲しいけど佐藤隆太君の存在意義がない…。その上濃いキャラが山咲トオル山下真司渡辺いっけいと三人も揃ってるでしょー。あとまだ瑛太石原さとみもいるか…。やっぱ多すぎだよ。そんな事を感じるのも、スミレとモモ(と蓮實さん)だけをずっと見てたいって思うせいかも。なんだかんだ言って面白いですよ。最初の設定勝ちかな。

でもねー、私はあんまり声高に「私も美少年をペットにして癒された〜い☆」とか言えないっすね、逆に。このドラマにまんまとはまるってのも、なんかくやしくないですか?って卑屈になりすぎ?多分何も考えずに「松潤飼いたい〜!」なんて言える人の方が、余裕あるんだろうなあ…。なーんてそんなに重く考える必要は全然ない、気軽に楽しく見られるドラマだと思います、はい。先週も書いたけど、スミレとモモの関係って、セックスなしってのと家事一切はスミレがやるってのがポイントだね。決してヒモではないぞと。蓮實さんの出現でヤキモチ焼くモモ、ってのがまた女子的にはたまんないのかな。うまく作ってるよねー。あとは画面を通じて感じる、小雪松潤の「越えられない壁」みたいなのが消えれば…。この二人、絶対お互い好みじゃなさそうってのが、ヒシヒシと伝わってくるんだもん。抱きつくシーンで必ず腰が引けてる松潤が笑える。