#11 「男のシンクロ公演最高の涙!」

あー、ついに終わっちゃったね。最終回を見た正直な感想は、うーん、ちょっと期待はずれ…。「絶対泣くぞー」って意気込みが大きすぎたのかなあ。シンクロの前までの流れは、いつも通りでなかなか良かったんだよ。勘九郎が麻子に告白しかけるところなんか、またしても20歳ほど若返ってドキドキしちゃったし、お母さんが「これからも友達を大切にしなさい。」って言う所は泣けた。でもまさかそこが泣きのピークとは…。

肝心のシンクロシーン、男の子達はもちろん凄く頑張ってて、演技も見事だったんだけど、どうにも演出やカメラワークがお粗末で。まるっきり映画と同じ部分が結構あったんだけども、それだけに余計差がはっきりしちゃったというか。まずカメラ引き過ぎ!全体を映したかったのかもしれないけど、技の部分はもっと寄って、きちんと見せて欲しかった。あと特に最後なんか、もっと個人個人の表情をきちんと捉えて欲しかった。そして逆に観客席は映し過ぎ!あとシンクロの途中で、ボーイズ達がこそこそ喋ったりするシーンを入れ過ぎ!そのせいでテンポが悪くなった気がします。あと音楽の使い方も、映画と比べると全然ダメだったなあ。「虹」はエンディングには凄く合っていたけど、あのリミックス版はどうかと。

と、シンクロ部分については偉そうにダメ出ししましたが、このドラマには3ヶ月間、ほんとに楽しませてもらいました。正直、見る前は全く期待してなくて、1、2回見てみてやめちゃうかも、とか思ってたんですよね。主役の5人もほとんど無名の子ばっかりだし、2時間もない短い映画を11時間に伸ばすなんて、無理ありありだったし。でもボーイズ達が実際シンクロを練習して発表するっていうので、ドラマというよりドキュメンタリーぽい部分もあって、余計みんなを応援したくなっちゃうのね。これは設定勝ちかな。あと忘れちゃいけないのが、山田君、森山君、瑛太という中心の三人の男の子達が、しっかり演技できてた事。脚本がベタすぎるぐらいベタな臭いものだったので、彼らの演技が下手だと見られなかったはず。あーあ。山田君(のギャランドゥ)にもう会えないかと思うと寂しいのぅ。


ここの麻子はかわいかったよ、うん。

最終回にして、いきなりセリフが多くてびびった、高原さん。

ハードな練習をしながら頑張って太り続けた子豚ちゃん。「桃色片思い」でのキレ具合は最高。

相武紗季ちゃん再登場。

田中君、スパッツの日焼け跡がないのはなぜ?

あんな告白されたら、ダメとは言えないわな…。

ま、お父さん絶対来るとは思ったけどね。勘九郎と会社まで行くシーンが良かったな。

どう考えてもマジ泣きの山田君。4段タワーの上に乗るのは凄い!

みんな本当におつかれさまでした!冷夏だったけど、毎週真夏気分を味あわせてくれてありがとう!初回と比べるとほんとにたくましくなったね。