#5「シンクロ夏合宿!」

あー今週も笑ったー。そして泣いたー。もう、むっちゃ好きだわーこれ。最初ドラマ化するって聞いた時は、あの短い映画を11話に伸ばしたらダラダラになるに決まってるじゃん!つーか映画を超えられないのはあきらかなのに、そんな負け戦みたいな事しちゃって…などと思っていたのに、まさかこんなに良くなるとは!正直、このまま行くと映画を超えてしまうかもしれません。冗長になるどころか、その分一人一人のキャラの作り込みが丁寧に出来ていて、感情移入もしやすい。八嶋さんと菊池麻衣子がウザすぎるのが難点ですが、某童貞ドラマに比べたら全然、大人は控えめに脇に徹していて、五人中心で話が回ってるのがいいです。そしてやっぱり五人の若者が(ってババ臭いか)、生き生きと全力投球で演じてるのが、見てて気持ちいい。

今回の話もベタ過ぎるぐらいベタ、タテノリが戻って来るのは100%わかってるんだけど、その「お約束」な展開が爽快でした。うーん、私も「水戸黄門」好きの年寄りと変わらないな。とにかくシンクロがやりたいんだ!とそれしか頭になく、友達を引き留める為、自転車で片道6時間かけて突っ走る少年達。あまりに純粋すぎて、青春がまぶしすぎて、眩暈がしそうです。でもこのドラマのいい所は、感動シーンでしつこく引っ張らず、即笑いに転じる切り替えの早さね。安易にお涙頂戴で楽しようとしてない。それにしてもマジで瑛太を見直したよ。役がいいのもあるけど、演技にもメリハリがあるし、結構カツゼツもいいのね。「なんて非合理的な奴らだ」と文句を言いつつ、タテノリを迎えに行くため、真っ先に飛び出して行った所なんて惚れた!来週は高原さんが「辞める」って言い出す番か。まあこれも絶対戻ってくるのは分かり切ってるんだけどね、またウルウルしちゃうんだろうなあ。後は子豚ちゃんの白パンを、瑛…(毎週言ってるので以下略)。


焼きそば作りの特訓をする、真面目な高原さん。石垣君を無口な役したのは大正解。

なんだかんだ言ってここまでつき合う田中君て、ほんといい奴だ。もしかしたらバカなのかもしれない。

黙って転校しようとしたタテノリの前に、みんなが現れたよ!自分を隠してあくまでも軽薄に振る舞うタテノリも泣ける。

焼きそば特訓のおかげで、いつのまにか泳げるようになった高原さん…。映画と同じくベストキッド方式ですな。

竹中さん久しぶりに登場。あれ?鴨川シーワールドは辞めちゃったの?