#2「涙をふいて恋が始まる」

先週見て「これは傑作!」と思い、色んな人に勧めまくっていたら、AERAに"ドラマ「すいか」 働く女なら泣ける"などという記事が載ったそう。なんかそうやって「30代独身女性に『癒される』と大人気」みたいな評判になっちゃうとさあ、ちょっと「ハマってます」って公言するのが恥ずかしくなって来るのよね…。「きみペ」同様、自分のズリネタ(お下品ね)公開してるみたいな気がしちゃって…。考えすぎ?

ま、自意識過剰はほどほどにしとくとして、第2回もしみじみと良かったです。先週みたいに号泣って事はなかったけど、じーんとしたり、心があったかくなったり、ちくっとしたり、うるっと来たり。淡々としたドラマなのに、心の奥底が静かに揺さぶられる感じ。今回はともさか中心でしたね。以前から言ってたように、この子の体はエロいですよ!お洋服もほんと可愛い。スタイリストが安野ともこさんなんだよね。なるほどーって感じ。昔クリエーションのPacificてバンドで、「家族と友人たちへ…」とか日本語ナレーションしてたのって安野さんじゃなかったっけ?(注:すいませんナカノトモコさんて人だったみたい…ずっと安野さんだと思い込んでました。アホだ。)ってまた話が脱線してますが、露出度が高いともさかとは逆に、小林聡美はいつも襟元がつまったブラウスとか着てて、それも「らしい」感じですねー。

あと今回から登場した男性陣、高橋克実さんと金子貴俊君もバッチリでした。金子君こういう役も出来るんだね。私がギンガムチェックのシャツ着てる男の子を、無条件に好きだというのをさっ引いても、とてもかわいかったし、ともさかとのコンビもほのぼのしていい感じでした。そして今回もまたいいセリフがたくさん。やはりルリ子教授の言葉は格別です。あんな人に「みんな何かしら埋めて生きてるのよ。安心して忘れなさい、私が覚えといてあげるから。」なんて言ってもらえたら、どんなに心強いだろう。私もいつか、あれぐらい確固とした自分を持てるようになるのかな。

「人間には、年齢なんてないのよ。エディプス期を通過した者と、そうでない者がいるだけなんです。あなたは今日、エディプス期を通過する為の一歩を踏み始めました。違いますか?とりあえず、おめでとう。」

今日は基子にとっても、新しい一歩を踏み出した誕生日だったんですね。

フラれてラブレターを庭に埋める男の子、なんてのも少女マンガチックよね。

このペディキュアのエピソードもうまいなあ。つーか綺麗に塗ってますね。

先週の煎餅吸い食いに、そんな伏線があったとは!

教授の部屋(それもすぐ手の届く所)に弓矢があるってのが凄い。

ともさか、背中きれい。帽子とブラとサンダルの赤が効いてるね。

この「おこづかい」もジーンと来たなあ。ティッシュに包むあたり、基子の性格表してる。

今日が絆の誕生日と知って、お姉ちゃんの分と二つショートケーキを買ってくれた野口君。「お姉ちゃん23歳のままだからさ、ろうそく4本余っちゃった。ろうそくの匂いって寂しい…。寂しいよ、お姉ちゃん。」。・゚・(ノД`)・゚・。

そうそう、馬場ちゃんは果たして逃げ通せるんでしょうか。ラブホの回転ベッドでニュースを見ながら、「もう少しマシな写真あったろうがよーハヤカワー」とつぶやくキョンキョン、気だるくて良かったわ。