#3「百円玉で買った幸せ!?」

さすがに三回目ともなると、ちょっと登場人物に饒舌に語らせすぎでくどいかな?説教臭いかも?と思いながら前半見てました。でも教授がボロボロになって帰って来た辺りから、おかしいやらジーンと来るやらの連続で、すっかりそんなの吹き飛んじゃいました。やはり浅丘ルリ子は卑怯だ。知恵の輪を力ずくで引きちぎるルリ子、「あたし厚化粧大好きだも〜ん!」と開き直るルリ子、露店でいちゃもん付けてる男にパンチ食らわすルリ子、喧嘩してコントの爆発後みたいになってるルリ子、相手の前髪引きちぎっちゃうルリ子、最終的にそいつと仲良くなってプリクラ撮ってるルリ子、もうもうもう、何やっても全て面白すぎ!

どうやら一週ごとに、交代で小林聡美とともさか中心の話になるのかな?今回は中学時代からの百円玉貯金を使って殻を破ろうとする基子と、絆にあげようとした6万8千円のブレスレットを突き返された野口君、そして三億円で買ったヴィトンのバッグを女の子にあげてしまった馬場ちゃんていうのが、「欲しいのは数字じゃなくて心なんだ」っていう話で繋がっていて、一方学生時代からの親友に迫った死を「人間は誰でも終わりがあるのだから、仕方がない」と受け止めようとする教授と、アイスのくじが連続して当たってしまい、「もう終わってくれ」と願うゆかっていう話も繋がっていて、知恵の輪の「はずれたー」とくじの「はずれたー」とか、「うさぎ飼いたい」話とか、百円玉をばらまく基子と馬場ちゃんの写真とか、とにかく色んな伏線がうまーく絡み合って、見事な構成でした。

そして私の一番のウルウルシーン、もう皆さん想像つきますよね…。もちろん基子が、部長(嫌な奴専門役者・中丸新将)に引越祝いをあげよう、と言われて、「誉めてください。」と頼んだところです。最初は基子が用意した原稿をぎこちなく読んでいた部長が、「早川ちゃんには、ほんと感謝してるんだぜ。いつもありがとう。」と自分の言葉で語り出し、最後にしみじみと「馬場ちゃんにもさあ、ちゃんと今みたいに言ってあげれば良かったよな。そしたら、三億使う事なかったのにな。」って。部長もあんな事件が起こって相当苦労してるだろうに、そんな風に言ってくれるなんて…。もう、私まで嬉しくて涙ボロボロっすよ。絆に電話して、「聞いてくれます?あのね、部長って人間だったんですよ!」って嬉しそうに言う基子の気持ち、痛いほどわかる。教授と喧嘩した男も最後にはうさぎちゃんと飼ってたり、このドラマ、悪人が全然いないのがいい!ちょっとイライラしてたりしても、これを見終わった後には、自分もなんだか優しい気分になってるんだよね。


ルリ子パンチ炸裂〜!マジかっこよすぎ。

「何を話すかメモ」まで作成しながら、みんなに無視される間々田さん。

教授…一体どんな喧嘩したんすか、大の男と。

あの男の髪型不自然だなーと思ってたら、こういう事だったのね…。

おいしそう〜!野菜を天日で干してから炒めるの、やってみようかな。

このプリクラ、枠に「Friend」って入ってるの。笑えるけど泣けるなあ。

制服姿の小林聡美は、女子高生に見える。昔と変わらないなあ。

逃亡中の馬場ちゃんからこんなふざけた写真が…。彼女も重罪人なんだけどさ、なんか憎めない感じでいいんだよね。まったりドラマの中で、ぴりっと緊張感効かせる役割してると思う。

間々田さんが言ってた、「俺の話を聞いてくれたのはタモン君だけだ」っての、光石研の事じゃないのかな?

そして次回予告…。片桐はいりキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!楽しみだ!