#6「愛に気づく女、愛に迷う男…」

待望の梅田みか脚本。しかし以前より電波が抑えめになったように感じるのは、気のせいでしょうか?坂口君の裸&チェロもなかったし。普通のドラマになったら元も子もありません。もっと我が道を突き進んで欲しいです。でもどうやら公式サイトのスタッフは、視聴者が違う意味でこのドラマを楽しんでるとわかってるみたいで、いきなりCOOL WORDSなる電波セリフ集のコーナーを作っちゃいました。これ、脚本家とかに怒られないのかなあ。

今週もストーリー自体は全く前に進まず。まあそんな事誰も気にしちゃいないわけですが。しかしシャトルの乗務員二人が、自分の深刻な病気&怪我を内緒にしてるって、それでいいの?もう一人(坂口)は初恋に悩む中学生みたいだし、武田は飲みに行く事しか考えてないし…。これが「一億二千万人の中の選ばれた10人」だと思うと、かなりトホホですね。そして予告では火事のシーンが!ギバちゃんついにご臨終ですか。先週「ギバ、逃げたな。」とか書いたんだけど、どうやらギバちゃんもゴーストとなって登場するらしいんですよ!逃げたとか言ってゴメン。だってまさかそんな展開になるなんて、予想の範疇越えてたからさ…。そしてギバちゃんの代わりとして、NASAから新たな上司が派遣されて来るらしい。その人の名は!

「ジョージ松岡」(演ずるは西岡徳馬

ぎゃーっはっはっはっはっ!!!ハラいてぇ〜!!マッカーサーみたいなレイバンのサングラスかけてるんだろうなあ〜。あー楽しみ。

<今週のCOOL WORDS>
☆この二人の掛け合いはいつも最高!なシーン☆

星野(武田修宏)「なあ、当初の計画にはあったといえ(←え、そうなの?)、宮田さんはなんで月に行こうなんて言い出したんだろ。やっぱり男のロマンてやつかな。月まで行くんだったら、満月の日は飛ぶのやめとこうぜ(←何をいきなり言い出すんだこいつは)。言うだろ、満月の日には、何かが起こるって。あれなんでなんだろ。」
秋山(坂口憲二)「月の光は人を狂わせる。月の女神ルナのいたずらだと(←いきなりのボケにも動じないで詩的に返す人)。」
星野「ローマ神話か。」
秋山「旧ソ連発の月ロケットも、その女神から名前をもらって、ルナと呼ばれていました。」
星野「そうだなあ、俺達宇宙飛行士はみんな、月の女神に人生を狂わされた、ルナティックかもしれないんだ(←よくぞ言ったこのセリフ!)。じゃあ今日は、夏の月見でもしながら、一杯飲みでも行くか(←こじつけすぎ)。」
秋山「今夜はちょっと。」
星野「お前まで先約かよ。結局孤独なのは俺だけだ(←落ち込む演技最高)。」

☆エリート二人が連れ添って、恋の相談かよ!なシーン☆

秋山「わからない、これが恋なのかどうか。今まで、自分の中から片時も離れなかった空虚が、彼女を想う事によって埋められる…(←この人大丈夫でしょうか)。それはなぜなのか…。」
宮田(柳葉俊郎)「それを恋と言うんじゃないのか。今までお前が、ずっと拒否し続けて来たものだ。そして、今のお前に最も必要なものだ(←宇宙飛行士に恋は関係ないと思います)。」
秋山「自分には、恋をする資格はない。」
宮田「資格?」
秋山「過去に犯した罪の深さ。私はまだ償っていない。自分を許せない人間が、恋のような想いを持つ事は、許されない。」
宮田「人は生きてく中で、誰でも罪を犯す。そして恋もする。人間ってそんなもんだ。何もお前だけに課されたもんじゃない。お前は過去は変わらない物だと思ってるかもしれないが、過去は変わる。」
秋山「過去は変わる?」
宮田「で、そのお前の空虚とやらを埋めた女は。」
秋山「(酒を飲み干して)外へ出ましょう。」

↓相手の名を聞いたのに無視され、勝手に席を立たれるギバちゃんの顔に注目。




…ずっと同じ顔を保ってます。おもしろすぎ。

そしてなぜだか外に出て、坂口がいきなり「仁科玲子。」(黒木さんね、もちろん)と言った時のギバちゃんの顔。↓

ぎゃはははは!笑い殺す気ですか!でもこれで終わらなかったんですよ…。

☆なぜか突然青春ドラマ!のシーン☆

秋山「仁科玲子。」
宮田「彼女か。」
秋山「はい。」
宮田「そうか。…秋山、お前を殴っていいか(はぁ????)。お前も俺を殴れ。俺が勝ったら、お前は変われ(んな、むちゃくちゃなー!!)。」
秋山「宮田さん(とまどってます)。」
宮田「変わると約束しろ。(いきなり殴る)どうした、くやしくないのか。いつまでも後ろ向いて生きてんじゃない!また大事なもん失っちまうぞ!変われ。かかってこい!(もみ合いながら)変われ!変われ(ヤキモチで殴ってるように見えます)!」
秋山「自分が変われば、未来は変わりますか(え、普通に返してるよまた)!」
宮田「ああ。彼女の未来もな。」


そして殴り合った後は、二人で芝生に転がり、夜空を見上げるのでした。めでたしめでたし。

結局よくわからんが、ギバちゃんは黒木瞳をあきらめ、坂口に譲る事にしたらしい。それで寂しくなったのか、先週は邪険に扱ってた菊川を呼び出して、また恋愛の必要性について説きます。というか口説いてます。このオッサン、ほんとにシャトルの責任者なんでしょうか。

☆だからその手の女はヘタに手出したら危険だって!のシーン☆

宮田「時には仕事を中断してでも、男と女が酒を飲む。そういう夜も必要だ。もちろん相手が、俺でなくてもな。」
リサ(菊川怜)「いいえ、相手が宮田さんだから来たんです。私はいつも、宮田さんに救われてるのかも(秋山の事はもういいの?)。」
宮田「いや、救われてるのは俺の方かもしれないなあ。さっきの君の電話で救われたのは、俺の方だ(アツアツの二人に当てられてたからね)。」
リサ「宮田さんは、私のことどう思ってるんですか(すごい直球)。」
宮田「うん…いつも君の力になりたいと、強く願ってる。少なくとも魅力的な女性だと思ってる(一応言葉を選んでる様子)。」
リサ「良かった。」


一時の気の迷いでそんな事言っていいの?あ、でもどうせ来週死ぬんだもんね。

今週はギバちゃんの顔芸が素晴らしかったので、彼中心にお送りしました。ちなみに年の差カップルの方は、黒木瞳がゴーストだって二人とも感づいているのに、「何をしていても、あなたの存在を意識してない時はない!」とか言って、抱きしめたりしてました。でもキスしようとしたら玲子は一瞬ふっと消えて、倒れてしまいます。「消えるな!玲子さん!玲子さん!」って、私の名前連呼するからおかしくて。坂口君声張ると意外に甲高くて子供っぽくなるね。で、結局病院で受けた検査はどうだったんでしょうね。結果を待つ以前に、幽霊が普通に検査した時点で変だと思わないんでしょうか、あの医者は。