#8「宇宙のファンタジー」その1
このドラマがここまで暴走する理由は、次のどれでしょう。
絶対、2か3だよ…。
もうさ、くんくの手のひらの上で転がされっぱなしよ、私ら。「ベッシーの前で乙女になっちゃう赤羽ちゃんがカワイイ！」だの、「男と偽ってまで店長と一緒にいたい忍っちってケナゲ！」だの、そんな甘い幻想には、いつまでも浸らせてくれないんだよ。忍ちゃんのあの冷たさ、公式BBSなんかでのあまりの忍っち人気に、クドカンの天の邪鬼心が発動したと見たね。そんなに簡単に萌えさせてたまるかー！みたいな。いやー、ほんとこの「ラブストーリー」は深い。普通のドラマみたいに、ハイ両思いになりました、結婚しました、めでたしめでたし、終わり。じゃないんだもん。その先がずっと続いてるんだもん。今回エモやんも土井垣さんにプロポーズされたけど、それは決して「上がり」じゃない。だって土井垣さん、三回も結婚に失敗してる人なんだから…。というか確実に浮気するっしょ、この人は。
となるとやはり最終回は、誰もくっつかずに終わるんじゃないかな？という気がします。だってゴールはないんだもん。昨日まで+100だった恋心が、今日は-100になっちゃうんだもん。全く女性陣の変わり身の早さったらないよね。クドカンてほんと冷静に観察してるんだね、女を。変な幻想持ってる野○伸司なんかと真逆だわ。今回の赤羽ちゃんも怖いくらい「あるあるある！」って感じだったんだけど、私気づきました。なんとなく年齢的にも「私は赤羽ちゃんに近いかな〜」なんて思っていたけども、実は自分が一番似てるのはイボリーだった。私は赤羽ちゃんほど乙女になれませぬ。今回のイボリーの説教、あまりに共感しすぎて笑ったよ！（「30過ぎたらチューと交尾は一度で済ませろよ！」とか）下品なとこと尽くしても報われないとこ、オヤジっぷりがそっくりだよ！だってあれだけ盛りだくさんだったのに、今一番印象に残ってるのが「エモやんのおっぱい」だもん。いいよいいよ、どうせ脇役人生だから…。
今回も小ネタがたくさんあったので、また長いレビューになると思います。パート2は明日かあさってにアップします。
