#2「非常事態」

いよいよ本格的に学園生活の始まり、と思ったら、生徒達に圧倒的支持を受ける岩崎先生(原田芳雄)が倒れてしまう。えー、もうちょっと引っ張ろうよお、と思ったけど、実話だからしゃあないか。実話だからしゃあないと言えば、このタイトル失敗だよね。昨日の話の続きで言うと、TBSはタイトル付けもヘタ!まずチャンネル合わせる気にさせなきゃ、いくらいいもの作ってもしょうがないじゃん。ヤンキーモノとかコミカルタッチの学園モノ特有の安っぽさがなくて、なかなかいいと思うんだけどな。

で、今回私が最も引き込まれたのが、永井大竹野内豊の迫真の演技。いやー、マジで怖かったっす!永井君は背中にもんもん入ってる、クラス最年長(子持ち)の役。やり直したい気持ちは人一倍なんだけど、やっぱしそう簡単に人は変わらないっつーことで、新人教師の相葉君に触れられたくない子供の話を振られ、キレてどついてしまう。永井君は地なのかわかりませんが、怒鳴ったりケリ入れたりする姿が迫力満点で驚きました。んでこの時の相葉君のへなちょこぶりも笑った。個人的に彼を「二代目小倉一郎」と認識する事に決定。嵐ってピンで見ると、ジャニっぽい子があんまりいないのね…。

で、そんな永井君に触発されたのか(?)、ラストの竹野内君も凄かった!岩崎先生シンパの加藤夏希ちゃん(「すいか」で自殺未遂した子ね)が学校に来なくなり、寮まで迎えに行って、ドア越しに怒鳴る怒鳴る。竹野内君と言えばあの低音の美声ですが、大声は出ない人なのかな。それとも声が枯れちゃった?いまいち声が出てなかったものの、ついにドアを蹴破って、「てめえ、なめんなよー!!」とこの顔。↓

美しいお顔が大変な事に…。こんな竹野内君を見たのは初めてですよ。いやーほんと度肝抜かれました。彼ってバラエティとか出ないんで、いまいち素の性格わからないんですが、もっとクールなタイプだと思ってたんですよね。こんな熱演するんだあって、かなり意外でした。そしてこんな顔近づけられてもびくともしない夏希ちゃんにも感心。この子は根性座ってそうだわー。