#3「困った嫁」

やっぱり予想通り、姉一人ずつのいいとこをクローズアップして、はるちゃんがちょっと見直す→でも最後には元通り、という展開なのね。今回は次女、和子(原田知世)の番。合コンに結構乗り気だったようなのに、仕事の電話にすぐさま飛び出して行って、チビノリダー君の元へ嬉しそうに駆けていく後ろ姿、めっちゃかわいかったです。タカビーな女だけど、仕事に対しては本当に愛情持ってるってのがいいな。しかし初回から「もしかして?」と思っていたら、まさか本当にこの二人くっついちゃうの?ええーっ??

んーとあとなんだっけ…。もう三日も経っちゃったし、ぼーっと見てるんでいまいち良く覚えてなかったりして。でもそういうのが正しい日曜劇場の見方かなと(言い訳)。この順番で行くと来週は小雪の番かな。あ、そうそう、はるちゃんと同い年って事で、二人でピンクレディー踊っていたけど、今30歳でペッパー警部リアルタイムなんて、ありえないんじゃない?私でちょうどぐらいなのに。

ところでこんな記事が。→「女は怖いと思い知らされた岡田准一」(現在リンク切れ)
まあゲンダイなんでどこまで本当かわからないけども、確かに怖そうだよね。そういやマンラブサイトの塚本君日記で、「末っ子〜と収録日が同じなので、ぶっさん(岡田君)はずっとこっちの控え室に入り浸っている」って書いてあったなあ。やっぱ本当なのか…。

#2「新妻の涙」

なるほど、こうやって一人ずつ姉にスポットを当て、はるちゃんとだんだんうち解けて行くっていう構成なんですね。これは深津ちゃんと岡田君の新婚さんぷり(こっちもかわいいけどね)より、女同士がどうやって仲良くなって行くかっていうのがメインなんだな。私、女の友情モノには弱いんですよね。ってこれ深津ちゃんドラマの時毎回書いてる気が。賀来千香子原田知世も、こんな意地悪役は結構新鮮で良い。あと思い切って岸恵子の出番を減らしてるのもいいかもね(そのうち出て来るだろうけど)。どうもこの人だけ、芝居のノリがみんなと合ってない気がするんだよなあ。「すいか」浅丘ルリ子が、ともさかや実日子ちゃんの演技に面食らいながらも、結局圧倒的オーラで迫力勝ちしちゃってたのと随分違う。まあ徐々に慣れて来るのかな。

そしていくら岡田君がかっこいいと言っても、男は他にいないのかよ!と思ったら出てきましたよ。知世姉さんが左遷された銀行で、彼女に憧れる新入社員のチビノリダー君!うう、もう社会人の役をやるようになったのね…。一応高卒という設定みたいだけども。「20万以下のスーツは着ない」と豪語するブランドおたくの知世姉さん、やっぱ私らって(同い年なの)バブル世代って事になってるんだなあ。エルメスだのフェラガモだの、もう10年以上買った事ないけどなあ。

あと先週、賀来千香子に高校生の息子がいると言っていたのを聞き逃さなかった私。勝地涼君でしたね。っていかにも知ってそうに書いておいて、実は初めて見たんだった…。「さとうきび畑」に出てた子だよね?まあありがちな、クールな現代っ子って感じでしたけども、あんな完璧な専業主婦の母親が出て行って一週間、あの家じゃ絶対、男二人は母親なしじゃ何もできないはずなんですよね。多分カップラーメン作るのすらできないと思う。その割には冷静すぎないか?と思ったんだけど、そうか、おばあちゃんが来てたのね。賀来さんの夫役は顔見せないのかな?あんなマザコン…冬彦さんかい!

岡田君はなんだか寝てるシーンばっかりで、影薄いぞ。見てるだけで幸せだからいいんだけどさー。長女が家出しちゃって深津ちゃんが「ちょっと大変!」ってたたき起こしてるシーン、「んー?ねむいよ今日はできないよー」とかねぼけてるのがかわいかったです。はるちゃんの境遇は、確かに冷静に考えると滅茶苦茶悲惨なんだけども、あまり湿っぽくないのがいい感じ。もう日曜劇場の王道って感じで、安心して見られると思います。

#1「姑が4人もできちゃった結婚」

とりあえずは予想通りのユルいノリ。いかにも八木Pって感じで、日曜の夜にまったり見るにはいいかなと。というかまったり見るべきですな。「あたしだったらこんなの即離婚!」とか「一郎みたいな男信じられない!」とかキーキー青筋立ててたら疲れますよ。自分に置き換えちゃダメダメ。だって「おとうさん」の時も中年オッサンの願望丸出しで、全く現代の女心がわかってない話だったじゃん。今回は脚本が吉田紀子さんなんで、あそこまでひどい事にはならないと思うけども。ただねー、やっぱり30歳の女にしては、簡単に結婚決めすぎだよね。普通もうちょっと事前調査するだろう。二人がラブラブになる過程を、もう少し丁寧に見せて欲しかったかな。

でもキャストに関しては文句ありません。やっぱり深津ちゃんのコメディはいい!安定した力がありますね。彼女のおかげで面白さが20%ぐらい増してる気がします。姑・小姑軍団は、渡鬼みたいな泥臭さがなく、モデルばりの美女揃いってのが新鮮。特に原田知世、久しぶりに見られて嬉しいわあ。さすがにちょっと老けたけど…(同い年じゃ!)。そして岡田君は相変わらず綺麗。この役はちょっと女性の反感買いそうで、あまりおいしいとは言えないかもしれないけどね。そうそう、土曜日の「王様のブランチ」に深津ちゃんが出てたんだけど、岡田君はスタジオに来ませんでした。やっぱ優香がいるから?でもフライデーされたのって大分前の話だよねえ。木更津の宣伝にも来ないつもりかしら…。

#0

TBS系 日21 公式

【STAFF】

【CAST】

末っ子長男姉三人 DVD-BOX
アミューズソフトエンタテインメント (2004/02/27)
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おすすめ度の平均: 5
5 何となく観るようになって
5 あったかいドラマです。
5 家族って素敵。でも…

#4「死ぬな!!」

うわー、なんだよこの陳腐な結末は。あれで許されちゃうわけ?演出や役者さん達にかなりな意気込みを感じるだけに、この脚本はちょっといただけない。ありがちな安い学園ドラマになるか、上質な見応えあるドラマになるか、今かなり微妙なとこなんで、頑張ってふんばって欲しいです。

あと出てくるヤンキー達についてなんですが、みんなあまりにもしっかりした日本語を喋るのが、ちょっと嘘臭いかな。永井大なんて、漢字が全く読めないような役でしょう?それが言葉遣いは乱暴とは言え、あんなにきっちりと自分の意思を語れるなんて、絶対ありえないって。そんな子ばっかりだったら、教師も苦労しないよね。

#3「壊れた絆」

1、2話は良かったのに、なんだか普通の学園ドラマになっちゃったかなあ。理不尽なイジメに遭うSAYAKAはかわいそうで、それなりに引き込まれはしたんだけど、ちょっと話がベタだったかも。あそこで永井君がまた一喝してくれたらスッとしたのにー。でも来週に続く、だから何かしてくれるかもね。あの終わり方はズルい。

SAYAKAはさすがに特別待遇というか、いい役もらってますね。あまりにも出番が少ない「二代目小倉一郎」、相葉君と偉い違いだ。ただこの役は「白い巨塔」の矢田ちゃんと同じく、あまりにもいい子過ぎて、かえって嘘臭くないかな。あんな仲間に囲まれてて、ヤンキーに染まらないのも変だし。この子は顔のパーツ自体はかわいいのに、顔の大きさで損してるよね。しかもあの前髪パッツン&耳かけは、余計顔の幅を強調してるって。倉木麻衣みたいに、輪郭隠す髪型にすればいいのにね。

神田正輝にも似てるけど、モー娘。飯田香織にも似てるよね。

#2「非常事態」

いよいよ本格的に学園生活の始まり、と思ったら、生徒達に圧倒的支持を受ける岩崎先生(原田芳雄)が倒れてしまう。えー、もうちょっと引っ張ろうよお、と思ったけど、実話だからしゃあないか。実話だからしゃあないと言えば、このタイトル失敗だよね。昨日の話の続きで言うと、TBSはタイトル付けもヘタ!まずチャンネル合わせる気にさせなきゃ、いくらいいもの作ってもしょうがないじゃん。ヤンキーモノとかコミカルタッチの学園モノ特有の安っぽさがなくて、なかなかいいと思うんだけどな。

で、今回私が最も引き込まれたのが、永井大竹野内豊の迫真の演技。いやー、マジで怖かったっす!永井君は背中にもんもん入ってる、クラス最年長(子持ち)の役。やり直したい気持ちは人一倍なんだけど、やっぱしそう簡単に人は変わらないっつーことで、新人教師の相葉君に触れられたくない子供の話を振られ、キレてどついてしまう。永井君は地なのかわかりませんが、怒鳴ったりケリ入れたりする姿が迫力満点で驚きました。んでこの時の相葉君のへなちょこぶりも笑った。個人的に彼を「二代目小倉一郎」と認識する事に決定。嵐ってピンで見ると、ジャニっぽい子があんまりいないのね…。

で、そんな永井君に触発されたのか(?)、ラストの竹野内君も凄かった!岩崎先生シンパの加藤夏希ちゃん(「すいか」で自殺未遂した子ね)が学校に来なくなり、寮まで迎えに行って、ドア越しに怒鳴る怒鳴る。竹野内君と言えばあの低音の美声ですが、大声は出ない人なのかな。それとも声が枯れちゃった?いまいち声が出てなかったものの、ついにドアを蹴破って、「てめえ、なめんなよー!!」とこの顔。↓

美しいお顔が大変な事に…。こんな竹野内君を見たのは初めてですよ。いやーほんと度肝抜かれました。彼ってバラエティとか出ないんで、いまいち素の性格わからないんですが、もっとクールなタイプだと思ってたんですよね。こんな熱演するんだあって、かなり意外でした。そしてこんな顔近づけられてもびくともしない夏希ちゃんにも感心。この子は根性座ってそうだわー。