#7「どんな夢見てますか」

日曜日の朝、デートの支度をする陽子(手塚理美)に、何かとつっかかる晴江(石原真理子)。晴江をあしらいながらも、「ああいう男は奥さんが看護婦だなんて、嫌がるものよ。ちゃんと確認しておいた方がいいわよ。」という言葉が気になる陽子。スーツ姿で現れた健一(時任三郎)は様子がおかしい。陽子が問いつめると、この後土屋部長(中野誠也)から、アメリカ人との昼食に誘われていると言う。ヤケになって「行きたくない」という健一を、陽子は冷静に「行った方がいいわ」となだめる。そして「結婚したら奥さんは家にいる方がいい?」と質問。健一は当然のように、「できればその方がいいけど。」と答えた。

良雄(中井貴一)は夏恵(高橋ひとみ)の引っ越しを手伝いに行く。修一(国広富之)が忘れられず泣き出す夏恵に、何もできない良雄。その後新宿で実(柳沢慎吾)に会うと、これから女の子とデートの予定があると、やけに思わせぶりな態度。ところがそこで綾子(中島唱子)と早々に出食わしてしまい、相手が綾子だとバレた事の焦りと、良雄を見て嬉しそうな綾子への嫉妬で、実は怒って帰ってしまう。翌日アパートで飲もうという健一の誘いも、「お前は俺をバカにしてる」とつっぱねるが、今度は佐竹(水上功治)達に因縁をつけられて、痛めつけられる。綾子に助けを求めて呼び出す実。綾子は母親のように、「私があいつらをやっつけてあげる。」となぐさめるのだった。

仲手川家では愛子(佐々木すみ江)と幸子(根岸季江)が外出し、耕一(小林薫)と邦子(千野弘美)が二人きりになった。愛子の嫌がらせに他人を巻き込むことはできない、やはり辞めてくれないかと頼む耕一に、邦子は「あなたのお世話をしたいんです。」と自分の恋心を告白。耕一はとまどいながらも「俺は女房と別れるつもりはないから。」と言うが、邦子は「それでもいいんです。」と頑なだった。


以上…で、録画切れてましたーっ!なんかニュース23が延長してたらしくて…。うう、最低!どなたかこの続きを見た方、ストーリー教えていただけないでしょうか。お願いしますっ!とりあえず今回は、男性陣の子供っぽさが強調されてたかな。陽子と晴江がしっかり人生設計を立てて、看護婦という仕事を選んでるのに対して、実や良雄は未だモラトリアムで、就職活動も何をどうしたらいのかわからない状態。実と綾子のカップル、ほんとお似合い。結局こいつは母親離れできないまま、母親みたいな綾子と結婚しちゃうのね。


「本日の佐々木すみ江ショー」
良雄「お母ちゃんも、少しは姉さんと仲良くしろよ!」
愛子「何言ってんの。子供みたいな事言うんじゃないよ!人がいいばっかじゃね、世の中渡っていけないんだよ。時には心を鬼にしなきゃならない時だってあるんだよ。そういう事覚えないでどうすんの?お母ちゃんだってね、いい姑でいたいよ。そうかいそうかいってニコニコしていたいよ。だけどそれじゃ、耕一は一生子供抱けないだろ。うちは跡継ぎなしになっちゃうだろ。いつまでも幼稚園みたいな事言ってんじゃないよ。」
耕一「お母ちゃん…」
愛子「ほーんと、頭悪いんだから。だから大学だってボロボロ落っこったのよ!」
耕一「よせよ、お母ちゃん。」

今回はややおとなしめか。