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前に「氷点いつやってたの?」とか書いたけど、昨日スタートだったんですね。予想通りつっこみどころは多かったけど、なんだかんだ言って結構見入ってしまいました。ドラマはへぼくても、「あ、ここの場面はあれだ。」って小説の記憶とオーバーラップさせながら見てたからかも。まーでも、原作知らない人が見たら、単なる土曜ワイド劇場かもね。何より浅野ゆう子がいかん。ほんとにイメージ全然違うし、肌汚いのが気になってしょうがない。15年前のシーン、老けすぎだよ…。夏枝って美人でお嬢様で箱入り娘で、子供みたいな人でしょう。うーん…私のイメージだとまさに岡田美里!いつもちやほやされてないと気が済まない人。

三浦友和の中年太りにゃびびったけど、かえって恰幅が良くなって、原作のイメージと合ってるかも。でも親子四人で歩いてるシーンでは、一人だけ異常に頭が大きくて、旧人類体型丸出し。私が小学生の頃は、モモトモコンビと言えば超アイドルだったのになあ(ババアモード)。そして時の流れを感じさせるもう一人、吉田「皿洗い」A作。彼も悪くなかったと思うよ。ただ、おでこの後退っぷりがすごかった!あれでオールバックにするのは勇気あるなあ。

しかしストーリーはめちゃめちゃはしょってますな。一応「氷点2001」つって、現代のお話に直してあるのね。舞台も旭川じゃなくて鎌倉だし(ロケ費の問題?)。夏枝が陽子が実は犯人の娘だって知るシーン、原作では夫の日記に挟まれていた手紙を読んでしまうんだけど、さすが「2001」、ぬわんとメールで知るといういかにもなハイテクっぷり。しかも夏枝が帰ってくるといきなり、つけっぱなしの画面に「メールが届いています」のメッセージが。辻口家、常時接続、ブロードバンドっす。あと浅野ゆう子とA作がタンゴを踊るシーン、声に出して笑ってしまった。この脚本て「やまとなでしこ」の人らしいけど、コメディなんだろか、これ。次週からはいよいよ夏枝の継子いじめが始まります。安いなら安いなりに、いっその事思い切りクサくやって欲しい。