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TBS系 木21 公式

【STAFF】

【CAST】

#3「愛しい人よ消えないで」

各所からの「れいこさん絶対見るべし!」の声に押され、一応なんとなくの設定を予習しといて見ました。が、正直あまり真剣に見ていなかったので、ちょっと気を抜くと「あれ?さっきのは何だったの?」「これどういう意味?」と置いてけぼり状態に。いきなりオープニングでバーンと画面に出てくる文章が、「誰もが限られた時の中を生きている。女は男を探し求める。男は女を見つけ出す。神に導かれた出会いの中にだけ存在する何かを手にするために。人はどこから来てどこへ行くのか。たったひとつの問いを求めて。宇宙の彼方へ散ってゆくまで。」だって。はぁ〜、なるほど、こりゃ凄いわ。そして終始こんな感じの禅問答というか哲学めいた文語調のセリフを、ただ「必死で読んでま〜す!」って感じで感情を込めず口動かしてるだけの役者達。これさ、絶対坂口・菊川・武田あたりは、「なんで俺(私)こんなドラマに出てるんだろう…」って毎日葛藤してるよね。誰ひとりとして脚本の意味とか理解してなさそうだし。坂口君こんなのに出ちゃって良かったのかなあ。アメリカ育ちって役なのに、英語ヘタすぎて泣けてくる…(これまた唐突に英語で会話し始めたりするんだ)。確か坂口君ってハワイの大学行ってたんじゃ。

ただ黒木瞳草刈正雄だけは絶対ノリノリだよね。もう、黒木さんイキイキしちゃってるもん。中でも唐突にタンゴを踊り出し、ハァハァしながらシャンパンがぶ飲みして、「男に君は運命の人って言われるの、何回目かしらぁ、うふふふっ!」なんてハイテンションになってたかと思ったら、突然音楽が鳴り止み、照明も真っ暗になって、「ねえ、あたし、今ここにいるぅー?」とかガクガクブルブルし出して突っ伏したのが怖かったです。藤谷美和子も真っ青。もう唖然としちゃったんですけど、もつまさんによると今回は全然電波度が足りなかったらしい。ええ〜!あれで??うーん、これは来週も見ないといかんかもしれんな…。


いつもこんなに顔の筋肉動かしてたら、そりゃシワもできるわなあと。

わかりにくいけど、レースで胸スケスケなんです。こんな喪服いいのか?

#4「衝動的な想い、そしてキス」

先週書いたオープニングのポエム字幕がなくなり、かわりに「宇宙戦艦ヤマト」のようなナレーションが、今までのあらすじや黒木瞳がゴーストであるという事を説明していました。まあ説明されたところで、理解は出来ないんですが。私の見たところ、

  • 坂口・・・「お前はなぜ飛ぶのだ。お前はなぜ飛ばないのだ。」等と常に宇宙へ飛ぶことの真理を追い求め続ける、電波ゆんゆん男。
  • 菊川・・・「何だって計算すれば答えが出るのよ!」という堅物ながら坂口が気になり始め、柳葉にそそのかされた事もあって、この年で突然発情し始める?
  • 武田・・・どこがいいのか、菊川に片想い。坂口には完全にかなわないので、ヤケになりそう。
  • 黒木・・・自分が幽霊だって事より、「私を満たしてくれる物は何?」「私が求めている物は何?」という事の方が気になってしょうがないらしい。要入院レベル。
  • 柳葉・・・チームの責任者でありながら、独り言で声に出して「玲子…」とつぶやくなど、黒木の事しか頭にない。

こんな感じですよね?あの、仮にも日本人初の有人飛行計画のパイロット達でしょ?国家的なプロジェクトですよね。そんな恋愛だとかふざけた事言ってていいんでしょうか?本物のNASDAの人怒るよ。大体何でギバちゃんが、「月にも行ってみようかと思うんだ。」なんていきなり思いつきで決めちゃうのよ!んな簡単な事かい!しかもその月への軌道だかなんだかの計算を、坂口や菊川がやってるし。そういうのって宇宙飛行士自身がするもの?それも紙に手書きで?スーパーコンピューターとか使わないの?

それにしても武田修宏、いい味出してるねえ。今回最高だったのが、菊川につれなくされた武田がバーで飲んだくれるシーン。

マスター「(武田が注いでるボトルを押さえて)もうやめとけよ。どうだい調子は?」
武田  「八方塞がり…」
マスター「それはいいことだ。希望の光が見える前兆だよ。」

ってわけわかんねー!つーか「もうやめとけよ」「どうだい調子は?」なんて、今どき誰も使わないベタなセリフに爆笑。その後バーを出た武田は、黒人と肩がぶつかってボコボコにされます。そしてそこになぜか坂口が颯爽と現れ、華麗なキックでチンピラ達をノックダウン。うわあ、吉本新喜劇みたい。その後「この事は二人だけの秘密にしよう」なんて言ってたけど、坂口は秘密にする理由ないんでは…。

そして今回最も電波な会話が飛び交った、最後のシーン。坂口と黒木のセリフをどうぞ。(無駄に長くてごめんね)

「何があなたを変えた。」
「変えた?」
「あなたの、何かをナイフですっと切り捨てたようなその表情、何なんですか?」
「さあ…」
「辞表を出すつもりですね。」
「いつでもその覚悟はあるわ。」
「そんな事をしたら、あなたは全てを失う。」
「全てを失って生きていくのも、悪くないかなと思ったの。」
「全てを失うことは、全てを手に入れることと同じだ。どちらもむなしさの中にしか存在しない。」
「存在なんて、元々むなしい。だってたった50年経てば、今生きてるほとんどの人は存在しない。今こうやって向かい合ってる私達も、おそらくもういない。人はどんなことも忘れる。どんなに大きな出来事も、きれいに忘れさせてくれる。宇宙で語り合った事も、胸が打ち震えるような愛さえも、忘れてく。それは、私たちが限られた時間の中でしか生きられないから。私、わかったの。私が今、求めている物が。」
「それは、何なのですか。」
「永遠に、変わらないもの。永遠に終わらないものが、どこかに一つぐらいあるかもしれない。私がそれを、心から求めている限り。」
「永遠に変わらないものなどない。永遠に変わらないものなど、何もない。」
「それでも、ずっと探し続ける。私を待っているのは、永遠との、戦い…。」

そして二人はぶちゅーとキスをしました。この話の流れでなぜ?つーかさあ、黒木さんが求めてるものって、「このままずっとババアになっても、タンゴ踊ってシャンパン飲んで、いつまでもたくさんの男に囲まれて、ちやほやされていたいのよあたしはっ!」って事なんじゃないの?結局。

今週は脚本が梅田みかだったせいか、先週よりずっと電波度高くて面白かったです。そうそう、新聞だか雑誌だかWEBだったか忘れてしまったんだけど、このドラマのPR文みたいな所に、「主題歌はスティングが担当。しかもスティングと懇意のコーネリアスリミックス版。」とかなんとか書いてあったのね。小山田君いつの間にスティングと懇意になってたんだよ!この文書いた人、絶対コーネリアスって何だか知らないんだろうなあ。

#5「森の中・衝撃の一夜」

祝・オープニングのポエム復活。でも今回は脚本が梅田みかじゃなかったので、電波度が全然足りませんでした。ストーリーも(このドラマにしては)わかりやすかったし。とりあえず今週の素敵セリフは、キスをした後食事の席で坂口が言った、「あなたは何かを失うのではなく、全てを無に帰そうとしている。そこから永遠など生まれるわけはない。これからのあなたを見せてください。永遠に変わらないものを探し求めるあなたを。」ぐらいですかねえ。しかし坂口君、黒木さんとキスした途端急に笑顔が多くなって、「あなたが私を変えた」とまで言っちゃって…。お前のトラウマってその程度のものなのかよ!とつっこみたくもなります。

一方菊川も唐突にギバちゃんに惚れてしまった様子?先週までは坂口を気にしてたのに、変なの。遭難して見つけてもらったぐらいで、「私に足りなかった何かが満たされました。」とまで言われちゃあ、そりゃギバちゃんも困るわな。こういう女ってストーカーになりやすいから気を付けてね。しかしあの樹海での転落シーンは笑いました。転がったのせいぜい10mぐらいだろ、と思ったのにギバちゃんは見失ってるし、なんとレーダーからも消えた!私ゃてっきりバミューダ・トライアングルみたいなとこに迷い込んで、四次元の世界にでも行っちまったのかと思ったよ。暗くなってからギバちゃんが菊川発見、「ルートから2kmはずれたな」って、2kmも転がり落ちたのかーーっ(驚愕)!!あんな木がいっぱいあるとこで、どこにも引っかからずに?さすが東大卒。

とりあえず私が一番笑えたのは、やっぱり坂口&武田の棒読みブラザースwithたき火、かな。この二人のシーンはヤバイっす。お互いの棒読みが伝染して、他の人とのシーンよりひどい事になってる。武田は何をやってもイイね。セリフなくても、表情ひとつだけで笑える。で、二人の見事にかみ合ってないこの会話ね。

「向こうのチーム、大丈夫かなあ。」←大学の同好会みたいなノリ
「あの二人なら問題ない。」
「リサが、無茶しなきゃいいけどなあ。頑張りすぎるからなあ、いつも一人で。誰も頼らないで。」←単に身勝手で団体行動の取れない奴とも言います
「彼女とは、JASDA設立の時から?」
「入社式の時、初めて会った。JASDAに入れるなんて、親戚一同の自慢だろ?うちなんて、九州のばあちゃんまで見に来てさあ。みんなそんな感じだったけど、あいつだけは、一人でさあ。詳しくは、聞いたことないけど、何か、家庭に、事情があるらしくて。頭のいい奴だけど、いつもどこか、寂しさを抱えてて。」←句読点は武田のぶつ切り喋りを忠実に再現してみました
「あなたの苦悩は、彼女なんですね。」←中学生かよ!
「釣り合わないのはわかってるさ。俺はお前と違って、何も持ってないし。」←菊川ってそんなに高嶺の花か?
「あなたは私にない物を持っている。」←「お前はもう死んでいる」を彷彿とさせるセリフ回し
「いいよ、なぐさめは。」←約10歳年下の坂口にすねる武田
「私も、あなたのようにまっすぐになれたら。」←バカにしてる?
「まっすぐだと、折れやすいだけだ。」←それに気づいてない?
「もっと強くなりたい。何事も受け入れる事の出来る、強さがあれば。」←って聞いてないし
「それがお前の苦悩か。」←納得しちゃったよ
「また、秘密が増えましたね。」←秘密ってほどでも…
「…それにしても、寒いなあ。」←答えてやれよ!

武田って何歳の役なんだろう?実年齢は私と同い年なんですけど。36歳の男が、いくら優秀だとはいえ10歳以上年下の女の子に対して、あんな中学生みたいなおどおどした態度でいいんだろか。武田がこんなに思ってるのに、菊川はギバちゃんにホの字だし、でもギバちゃんは黒木さんにゾッコンで、プロポーズみたいな事言ったけど「あなたとはビジネスパートナーね」って振られちゃうし。なんかみんなシャトルに乗る動機が不純すぎるよ…。個人的な恋愛感情とかトラウマの克服とかじゃなく、もっとちゃんと仕事としての意識持ってくれないと!

結局先週の月に行く話もどっか行っちゃって、とにかく話が全然進まないドラマなんですが、公式サイト見たら衝撃の事実発覚!これかなりのネタバレなんで、知りたくない人はこっから先読まないでね。ってそんな人いないか。なんと、ギバちゃんが唐突に火事で死ぬみたいです。ひえー!昨日のbdfd Hatena Diaryに載せたギバちゃんインタビューで、こりゃーかなりむかついてそうだぞと思ったら、そうですか。ギバちゃん、あなた逃げましたね…。あるいは脚本家やプロデューサーと、「こんなのやってられっか!」って喧嘩したのかもしれないね。目の病気って伏線があったのに、火事で死ぬってのは明らかにおかしいでしょう。うーん、大丈夫かJASDA。つーかこのドラマ。もう毎週楽しみになってるんだからさあ、打ち切りとかしないでね、お願い。


どこの国の競馬場だよ!てなドレスとお帽子、凄いオペラグラスの黒木さん。

出たー!タンゴ!!草刈正雄のすっとんきょうな喋り最高。

幽霊なので鏡には映ってない?ま、どうでもいいかそんな事は。

ここ最高→【武田修宏の演技力を見守り続けるスレッド 】

265 :  :03/07/31 21:57 id:aeczkEWl
柳葉:6.0 襟は健在だが、全体的に目立った仕事ができず。
黒木:8.5 ゲームの支配者。大技よし、小技よし。草刈、坂口にも好パス配給。 
菊川:5.0 悪質なタックルを受け2キロ転がる負傷。以降存在感なし。
坂口:6.5 黒木、武田とのコンビで好機を演出。長セリフは少なめ。

武田先生:6.5 後半立ち上がりに坂口のパスを受けゴール。それ以外はチャンスに恵まれず。 

269 : :03/07/31 21:59 id:AdLL5j60
今回の伏線はなんといっても武田選手の帰りのバスでの寝顔ですね。
寝返りを打った瞬間、周りの選手に武田選手の意図が伝わりました。
やはり今回も武田選手の表情に全ての謎が込められていましたね。
次回も武田選手の表情に注目して見ていきたいですね。

実況:中西さん、長い時間ありがとうございました。

270 :  :03/07/31 21:59 id:zIfT0Af0
>>268
開始早々「無責任なこというなよ」でゴール決めたな。

272 :  :03/07/31 22:04 ID:48+Dtvy4
柳葉 5.0 踊る大捜査戦での疲れも残り、終始精細を欠く
黒木 4.5 敵に痛恨のミスパス。青木の次は黒木もか
坂口 4.5 若さが出た。武田とのコンビも不安。あと顔が長い
武田 8.0 木曜9時は彼の時間だった
      来季は名門・ゲツクへ移籍も

273 :  :03/07/31 22:05 id:Xk0qmHDz
坂口 武田さんが前線でボールをキープしてくれたので動きやすかった。
   武田さんはボールを持たない時の動きもクレバーです。
   菊川さんと柳葉さんがケガからピッチに戻ってきた時、
   ボールを取りに行く時のボディバランスもいいですね。
   見習いたい。

281 :  :03/07/31 22:18 id:JFUwF4xO
柳葉:5.5 存在感はピカイチ。しかし決定機は作れず、生え際は後退。
黒木:7.0 キラーパスを次々と生み出しチャンスを作るが処理しきれず。
菊川:4.5 2kmも転げるという体を張ったプレーを見せたがまだ不安。フィジカル強化が望まれる。
坂口:6.5 武田とのコンビネーションで耐えがたい破壊力を生み出した。 

武田:8.0 キャンプシーンでのハットトリックは圧巻。彼のゴールは歴史に刻まれることだろう。

285 : :03/07/31 22:26 id:nTsbhBoz
柳葉の顔プレイ、「踊る〜」では得点源なんだけどなー。
「愛愛」ではイマイチ活かされてない。
いっそ坂口を中盤にコンバートして、黒木とダブルボランチ
柳葉、菊川、武田、の三角関係をそのまま3トップにしたほうがいいと思う。

あと個人的には草刈のファンタジーも充分通用すると信じてる。
スタミナの問題はあるけど、もう少し長い時間試してほしい。


訓練なのにこんな雰囲気になっちゃっていいんですかあなた達!

#6「愛に気づく女、愛に迷う男…」

待望の梅田みか脚本。しかし以前より電波が抑えめになったように感じるのは、気のせいでしょうか?坂口君の裸&チェロもなかったし。普通のドラマになったら元も子もありません。もっと我が道を突き進んで欲しいです。でもどうやら公式サイトのスタッフは、視聴者が違う意味でこのドラマを楽しんでるとわかってるみたいで、いきなりCOOL WORDSなる電波セリフ集のコーナーを作っちゃいました。これ、脚本家とかに怒られないのかなあ。

今週もストーリー自体は全く前に進まず。まあそんな事誰も気にしちゃいないわけですが。しかしシャトルの乗務員二人が、自分の深刻な病気&怪我を内緒にしてるって、それでいいの?もう一人(坂口)は初恋に悩む中学生みたいだし、武田は飲みに行く事しか考えてないし…。これが「一億二千万人の中の選ばれた10人」だと思うと、かなりトホホですね。そして予告では火事のシーンが!ギバちゃんついにご臨終ですか。先週「ギバ、逃げたな。」とか書いたんだけど、どうやらギバちゃんもゴーストとなって登場するらしいんですよ!逃げたとか言ってゴメン。だってまさかそんな展開になるなんて、予想の範疇越えてたからさ…。そしてギバちゃんの代わりとして、NASAから新たな上司が派遣されて来るらしい。その人の名は!

「ジョージ松岡」(演ずるは西岡徳馬

ぎゃーっはっはっはっはっ!!!ハラいてぇ〜!!マッカーサーみたいなレイバンのサングラスかけてるんだろうなあ〜。あー楽しみ。

<今週のCOOL WORDS>
☆この二人の掛け合いはいつも最高!なシーン☆

星野(武田修宏)「なあ、当初の計画にはあったといえ(←え、そうなの?)、宮田さんはなんで月に行こうなんて言い出したんだろ。やっぱり男のロマンてやつかな。月まで行くんだったら、満月の日は飛ぶのやめとこうぜ(←何をいきなり言い出すんだこいつは)。言うだろ、満月の日には、何かが起こるって。あれなんでなんだろ。」
秋山(坂口憲二)「月の光は人を狂わせる。月の女神ルナのいたずらだと(←いきなりのボケにも動じないで詩的に返す人)。」
星野「ローマ神話か。」
秋山「旧ソ連発の月ロケットも、その女神から名前をもらって、ルナと呼ばれていました。」
星野「そうだなあ、俺達宇宙飛行士はみんな、月の女神に人生を狂わされた、ルナティックかもしれないんだ(←よくぞ言ったこのセリフ!)。じゃあ今日は、夏の月見でもしながら、一杯飲みでも行くか(←こじつけすぎ)。」
秋山「今夜はちょっと。」
星野「お前まで先約かよ。結局孤独なのは俺だけだ(←落ち込む演技最高)。」

☆エリート二人が連れ添って、恋の相談かよ!なシーン☆

秋山「わからない、これが恋なのかどうか。今まで、自分の中から片時も離れなかった空虚が、彼女を想う事によって埋められる…(←この人大丈夫でしょうか)。それはなぜなのか…。」
宮田(柳葉俊郎)「それを恋と言うんじゃないのか。今までお前が、ずっと拒否し続けて来たものだ。そして、今のお前に最も必要なものだ(←宇宙飛行士に恋は関係ないと思います)。」
秋山「自分には、恋をする資格はない。」
宮田「資格?」
秋山「過去に犯した罪の深さ。私はまだ償っていない。自分を許せない人間が、恋のような想いを持つ事は、許されない。」
宮田「人は生きてく中で、誰でも罪を犯す。そして恋もする。人間ってそんなもんだ。何もお前だけに課されたもんじゃない。お前は過去は変わらない物だと思ってるかもしれないが、過去は変わる。」
秋山「過去は変わる?」
宮田「で、そのお前の空虚とやらを埋めた女は。」
秋山「(酒を飲み干して)外へ出ましょう。」

↓相手の名を聞いたのに無視され、勝手に席を立たれるギバちゃんの顔に注目。




…ずっと同じ顔を保ってます。おもしろすぎ。

そしてなぜだか外に出て、坂口がいきなり「仁科玲子。」(黒木さんね、もちろん)と言った時のギバちゃんの顔。↓

ぎゃはははは!笑い殺す気ですか!でもこれで終わらなかったんですよ…。

☆なぜか突然青春ドラマ!のシーン☆

秋山「仁科玲子。」
宮田「彼女か。」
秋山「はい。」
宮田「そうか。…秋山、お前を殴っていいか(はぁ????)。お前も俺を殴れ。俺が勝ったら、お前は変われ(んな、むちゃくちゃなー!!)。」
秋山「宮田さん(とまどってます)。」
宮田「変わると約束しろ。(いきなり殴る)どうした、くやしくないのか。いつまでも後ろ向いて生きてんじゃない!また大事なもん失っちまうぞ!変われ。かかってこい!(もみ合いながら)変われ!変われ(ヤキモチで殴ってるように見えます)!」
秋山「自分が変われば、未来は変わりますか(え、普通に返してるよまた)!」
宮田「ああ。彼女の未来もな。」


そして殴り合った後は、二人で芝生に転がり、夜空を見上げるのでした。めでたしめでたし。

結局よくわからんが、ギバちゃんは黒木瞳をあきらめ、坂口に譲る事にしたらしい。それで寂しくなったのか、先週は邪険に扱ってた菊川を呼び出して、また恋愛の必要性について説きます。というか口説いてます。このオッサン、ほんとにシャトルの責任者なんでしょうか。

☆だからその手の女はヘタに手出したら危険だって!のシーン☆

宮田「時には仕事を中断してでも、男と女が酒を飲む。そういう夜も必要だ。もちろん相手が、俺でなくてもな。」
リサ(菊川怜)「いいえ、相手が宮田さんだから来たんです。私はいつも、宮田さんに救われてるのかも(秋山の事はもういいの?)。」
宮田「いや、救われてるのは俺の方かもしれないなあ。さっきの君の電話で救われたのは、俺の方だ(アツアツの二人に当てられてたからね)。」
リサ「宮田さんは、私のことどう思ってるんですか(すごい直球)。」
宮田「うん…いつも君の力になりたいと、強く願ってる。少なくとも魅力的な女性だと思ってる(一応言葉を選んでる様子)。」
リサ「良かった。」


一時の気の迷いでそんな事言っていいの?あ、でもどうせ来週死ぬんだもんね。

今週はギバちゃんの顔芸が素晴らしかったので、彼中心にお送りしました。ちなみに年の差カップルの方は、黒木瞳がゴーストだって二人とも感づいているのに、「何をしていても、あなたの存在を意識してない時はない!」とか言って、抱きしめたりしてました。でもキスしようとしたら玲子は一瞬ふっと消えて、倒れてしまいます。「消えるな!玲子さん!玲子さん!」って、私の名前連呼するからおかしくて。坂口君声張ると意外に甲高くて子供っぽくなるね。で、結局病院で受けた検査はどうだったんでしょうね。結果を待つ以前に、幽霊が普通に検査した時点で変だと思わないんでしょうか、あの医者は。

#7「さようなら永遠の友よ」

このドラマの評判を聞いて、「試しに見てみるか」という人に忠告。思う存分電波を浴びたいなら、必ず梅田みか脚本の回に見ること!彼女は一週おきにしか担当してません。ちなみに今回はつまんない方(マトモな方とも言う)、武井彩の脚本でした。来週は梅田女史なので必見ですよ。

梅田電波が強すぎた先週は、視聴率4.3%まで落ち込みましたが、今週は前半の電波度が極端に低く、5.9%まで戻しました。ちぇ。私が見たいのはこんなんじゃないんだよー!大体武田のセリフが少なすぎる!先週の「ルナティック」に続く名言を期待してるのに。まあ「らじゃ」だけでも笑えたけどね。一言セリフを発しただけで爆笑を生み出す男、武田修宏をもっと使ってくださいな。そうそう、とある知り合いから、ルナティック武田に関するタレコミが入りました。常連の和食屋にて、席につくなりわざとらしく台本を読み始めたので、お店の人が仕方なくドラマの話を振ると、「いやー台詞覚えるのが大変なんだよねー」とか、嬉々としてドラマの大変さや面白さを語っていたそうです。やはりこいつは、ドラマの内容に何の疑問も抱いてなかったか…。それでこそ武田です。

今回の「COOL WORDS」(電波系セリフ)はこれぐらいかな?冒頭、病院に運ばれた玲子が、奇跡的に(ってゴーストなのに…)息を吹き返し、秋山と語るシーンです。

玲子「ねえ、こんなこと考えたことない?宇宙が出来る時に、ほんの小さな微粒子が違っただけで、太陽系はできなかったかもしれないって。」(ほんと話が唐突なんだよな、みんな)
秋山「ええ、もしかしたら、全ては偶然のなせる技だったのかもしれません。」(そしてこいつはその唐突な話を、ことごとく普通に返すんだよね。たまにはつっこめよと。)
玲子「そう、私たちだってそうよ。体の中のたった一つの細胞が違っただけで、全く別の人間になったかもしれない。(なぜかおかしそうに笑いながら話す。笑うとこか?)だからこうやって私たちが一緒にいることは、奇跡ね。与えられた時間は、ほんの一瞬だけど。」
秋山「ですが、そこから生み出されるものは計り知れない。時間の刹那でも、その存在は永遠なんです。」(日常会話で「ですが」ってあまり言わないよね)

しかし「電波度弱い」と言いつつ、ストーリー上のツッコミ所は満載だったわけで。特にギバちゃんの、目の病気という伏線を全く無視した犬死にですね。韓国に行くという秋山に、「何かあったらどうするんだ。自分の立場を考えろ。」と言っておきながら、無謀にも火事の現場に飛び込んで行くとは。あそこからの流れは、火事→タンゴ→武田の顔→菊川の倒れ方→坂口が鍵を探す場面(電気つけろよ!)での変なカメラワークと、前半の退屈さを吹き飛ばすような、怒濤のおもしろラッシュでした。そう、このドラマのカメラって、堤幸彦を意識してるのか、ハンディでやたら動き回ったり、変な構図に凝ったりとかしてるんですが、それが異様に素人臭くて笑えます。そこも見どころの一つかな。


玲子の肉体ってどうなってるの?死んだはずなのに脈も呼吸もあるなんて。先週受けた精密検査の結果はまだ出ないんだろか。まさかあれで終わり?

事件の証拠品現物を、全くの第三者(しかも外国人)に送ってくれる韓国警察とは。

たった五万せびる為に、千葉の田舎のJASDAまでやって来て、ゲスト用IDカードの受付までするオヤジ、ごくろうさん。

このシュミレーション訓練てのがさっぱりわからない。成功したら何だっつうの?パイロットが変わると何が違うの?なんで地球防衛軍ぽいの?

ギバちゃん死亡のニュースを見上げる武田、顔がにやけてない?隣の人はちゃんと「驚きの表情」作ってるのに。

ニュースを見て、大股おっぴろげて卒倒する菊川。これは凄かった…。

というか、サブタイトルも変ですよね。ギバちゃんて上司であっても友じゃねーだろ。しかも「永遠の」とかいうほど仲良くないし。あ、黒木瞳にとってのって事?「私の事好きみたいね、フフ。私って罪な女…。でもおあいにくさま、あなたはビジネスパートナーよ☆」ぐらいにしか見えなかったけどなあ。

#8「切なく愛して・結ばれた二人」

はぁ…凄かった。今までで一番濃かったです。昨日見逃した人は一生の不覚ですよ!(そうか?)コメディでもないドラマ見て、声に出して「ぶはははは!」って笑ったのって初めてかも…。梅田みか、まさか私のような視聴者を意識してサービスしてくれた?いやいや、きっと天然の才能なのでしょう。あーマジで一瞬呼吸困難になりかけました。グッジョブ!

*昨日のお話の流れ

ギバちゃんの死を誰も悲しむ様子もなく、あっさり後任が坂口に決定


会議にこんな服着てくるなよ、と

坂口との電波な会話

玲子「やっぱり朝は来たわね。」
秋山「どんなに長い夜も、必ず明けてゆく。」
玲子「宮田さんが亡くなったのは、神の意思なのかしら。」
秋山「人は生まれた時から、いつか死ぬと決まってる。そして生きてる間に、果たすべき役割というものがある。宮田さんに与えられた役割とは何だったんだろう。彼の死を受け止め、明日に向かって歩いていくのが、生きている物の役割です。」
玲子「その役割を、私は果たせるのかしら。あなたは、果たさなきゃね。」



ギバ特大写真に「故 宮田哲史氏」って…

「ブラボー!エクセレント!素晴らしい!」といきなり飛ばすジョージ松岡こと西岡徳馬マッカーサー型ではないがやはりレイバンのサングラス着用)

またもや坂口&黒木の電波な会話

玲子「私、あなたの瞳を見たとき、焦燥感にかられたの。私は何で生まれてきたんだろうって。あなたに出会ってわかったわ。私が私として存在することを確認できるのは、たった一人のあなた。私はあなたと出会う為に生まれてきたんだって。」
秋山「あなたは私と出会う為に生まれてきた。ならば私は、あなたの為に今は生きる。そして、あなたのためにあの星の向こうへと飛ぶ。」
玲子「あの星の、向こう…。」


恒例のオープニングポエム&宇宙戦艦ヤマトな音楽で幕開け

来た早々訓練で意地悪するジョージ、そして武田の顔の演技

菊川、延々独り言を語る。ギバちゃん一瞬キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

武田「リサ、足どうかしたのか」と今頃気づく。そして「じゃあ飲みに行こうか。」お前はそれしか言えんのか!!!!!

ツェッペリンをBGMに、意味なく長い坂口の筋トレシーン

いきなりギバちゃんのリアップCMに入り、ビビる

養命酒藤田まこと(これは関係ないか…)


飲みに行った武田達がグチってると、後ろでジョージが盗み聞き!武田怒る!しかしジョージに往復ビンタされる!!往復ビンタって!武田は「宮田さん」と言えず、「みやっさん」になっている。最初「おやっさん」かと思った。

ジョージ「ほとんどの人間が宇宙空間など知らずに土に帰ってゆく。宇宙に飛べるのはほんの一握りの人間だ。それなのにどうしてもっと優越感に浸らない。君たちにはプライドがないのか。チームの人間が一人死んだ?それがなんだ。どうして思わないんだ、自分は彼に比べてラッキーマンだと。」
星野「みやっさんのことをそういう風に言うな、俺は許せない。みやっさんは、あんたみたいなくだらない優越感など、みじんもねえんだよ!」
ジョージ「人情に左右されたいなら、人混みに紛れて、地をはって生きていけばいい。それが嫌なら、(往復ビンタ!)もっと覇気を出せ!テンション上げろ!大きな声を出せ!」



ジョージ「うえるかむ とぅ ざ ゆにばーす!!」と叫んで去る。西岡徳馬、途中参加ながら完璧な仕事!


タンゴキタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆

蓮見(草刈)「ゲーテの言葉にね、こんなのがある。空気と光と友人の愛、それだけ残ってれば、絶望することはない。」
玲子「空気と光と友人の愛…。」
蓮見「そう、だから君は大丈夫。」



坂口、久しぶりにチェロを!しかし弾かずにしまう

武田が訪ねてキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!この二人のシーン大好き!心なしか坂口が意識してハキハキ喋ってる気がする。武田につられないようにしてるのか?

星野「強いな、お前は。」
秋山「強い?」
星野「俺はダメだ。色んな思いばっかりかけめぐって、でも何も出来なくて。まったく、いい年していやんなっちゃうよ。」
秋山「それは俺も同じです。変わらなきゃいけないのに、気が付くと同じ場所をぐるぐる回ってる。」
星野「ほんとだよ。」
秋山「はい。」


ジョージも地球防衛軍(訓練センター)で長い独り言


武田、いきなりジャグジーに入る!

星野「気持ちいいなー。みやっさんはさあ、あの月の光みたいにみんなを明るく照らしてくれてたんだよなあ。リサの事も。俺、リサの笑ってる顔が好きなんだ。だからせめて一つでも、リサの笑顔を増やしてやれる男でいたいんだよな。みやっさんの代わりにはなれなくてもな。」
秋山「そうですね。宮田さんが与えてくれたものを、自分の中に感じながら生きる。それが今、我々に出来る唯一の事なのかもしれない。」
星野「(立ち上がり月に向かって)みやっさーん!見ててくださーい!俺達はがんばりまーす!

わはははは!!!

外務省から連絡入る。だから坂口は事件と何の関係が?黒木の家族でも同僚でもないのに。

外務省「この女性はビルの屋上から落下した。それは間違いないと言えるでしょう。」
秋山「それが事実だとすれば、彼女は?」
外務省「このような現象は例のないことではないのです。外国では明らかに死んだとみられる人が生きてる、まるで別のどこかで目撃されるケースが過去にいくつも見られる。どうなさいますか?これ以上解明するのは困難だとは思いますが。」
秋山「もう、結構です。もう、終わりにします。」

いいんですか、こんな事言わせて…。

自分から「会いたい。」とメールしときながら、坂口が電話するとまた「会議のあとパーティいかなあかんねん。」とじらす黒木

バーボンストリートで待ち合わせ!「月の下で会いましょう」

韓国でのフラッシュバックが現れ、一人でハァハァして逃げまどう黒木(完全にヤバい人)

坂口、「助けて」とテレパシーを受信、駆けつける


泡風呂、バスローブでシャンパン、ベッドと続くラブシーン。坂口妙に遠慮がち!

玲子「こうやって、あなたに触れてる時だけ、ああ生きてるって感じる。」
秋山「あなたは、この腕の中にいる。」
玲子「私は、もうこの世にいないのかもしれない。でもこうやって生きている。形があれば、死は見えない?形はなくても、魂は生きてる?」
秋山「もういい。あなたが生きているか死んでいるか、そんなこと、もう関係ない。ここにぬくもりのある肉体がある、それだけでいい。今、あなたはこの腕の中に存在している。それ以外に、もう確かなことなど何もない。あなたを、愛している。」
玲子「私も、この地球上で他の誰も知らなくてもいい。あなただけ知っていて、本当の私を。」
秋山「あなたを、愛するために、愛されたい…。

あらあら、こんなところで番組タイトルが。


翌朝、いちゃつく二人。坂口がスプーンを拾おうとした瞬間、ストップモーションとなりギバちゃん幽霊登場!!


黒木が死んだ人間で、神の意思により引き戻され、あと一ヶ月だけ時間があること、坂口が運命の人間であることを告げるギバちゃん。テレパシーでの会話な為、口は動かさず、延々顔芸を続ける。

エンディング

疲れた〜!今回は特に前半、梅田先生のあまりのたたみかけに、「もう勘弁してえ〜!」と叫びそうになることしばしば。こうなったらとことん突き進んで欲しいですね!

#9「残された時間の中で…」

昨日は武井彩脚本だったので、普通につまらないドラマでした。ギバちゃんの顔芸ももう見られないし、やたら坂口&黒木がいちゃついてるシーンばっかりで、せっかくのおいしい新キャラ「ジョージ」もあまり出て来なかったし。その代わり、武田のシーンがたくさんあって、唯一の救いでしたね。というわけで今日はプチ武田特集。

まずジョージのやり方にみんなが反発するというシーン。上司によって仕事の進め方が変わってしまうなんて事、社会人ならみんな通る道ですよね。ジョージの言う「マニュアル通りにやれ」っていうのが、どうしてそんなにダメなのかわからないし、反対している理由が「宮田さんと違うから」ってのも何だかな。挙げ句の果てに「俺はあなたにはついて行けません!」とかキレて、出て行こうとする武田。


反抗期の中学生かい…。

このドラマにおける星野(武田)って男の描かれ方って、あまりにもひどくないですか?秋山(坂口)の完璧さを引き立てる為なのか何なのか、とても難関を突破した超エリートの宇宙飛行士には見えません。いっつも「俺はダメだよ…。」っていじけてばっかりだし、菊川のケツ追っかけては振られてるし、飲みに行く事しか考えてないし。なのに役のダメさと武田の演技のダメさの相乗効果で、逆になんとも言えず、愛着のもてるキャラになってしまってる気がします。ん?私もちとルナティックに洗脳されてるかな?

<初めて菊川とデート!の巻>

星野:オフをこうやって一緒に過ごすのは、初めてだよな。←純情な35歳
リサ:何?←聞いてないし
星野:あの、今日はなんで俺と?
リサ:私、これからは色んな人と接してみたいと思って。今までは何もかも自分の中で答えを出してきたんだけど、でも、それだけじゃなくて、相手との距離感の中で、何かを見つけることも素敵だなって思えてきたの。宮田さんがそれを教えてくれた…。←私はあんたじゃなくて宮田が好きなの!とアピール
星野:それって、友達が恋人になる可能性が出てきたってこと?←そんな事ひとことも言ってないと思う
リサ:あはっ、そういうことじゃなくて。←鼻で笑われる武田
星野:だよねえ。←この言い方が最高!

<鬼の菊川に容赦なく責め立てられる武田の巻>

星野:家族はまだ、俺がシャトルに乗ると思ってるんだよ。
リサ:だって、乗務員はまだ決まってないでしょ?
星野:決まりだよ。覚悟は出来てる。結局俺は三等賞の人生なんだよなあ。いつもそうだ。何をしても、平凡な結果に終わってしまう。勝てないよ、負け知らずの人生を歩む人間には…。←なんだか悲しくなって来ます
リサ:勝とうとしていないだけなんじゃない?星野さんはいつもそう。最初から勝てないと決めつけてる!←めちゃくちゃ怖い顔

(リサ、怒って歩き出すが、突然足を押さえてしゃがみこむ)

↑さすが元Jリーガー、抜群のダッシュで駆けつける!

星野:リサ、どうした!リサ、その足どうしたんだよお前!その怪我いつ?←すごい棒読み
リサ:(立ち上がりながら)野外訓練の時よ…。←2km転がったからねえ
星野:お前どうしてそんな無茶すんだよ!
リサ:あたしは、自分の代わりにふさわしい人が現れない限り、シャトルの席を譲るつもりはないわ。例えこの体がどうなったとしても。星野さん、自分を変えるなら今よ。ずっとそのままでいいの?←まさに鬼の形相。やっぱり星野を自分より下だと思っている事が判明。


そしてこんな、ハンチング帽をかぶったあからさまに怪しい新聞記者(昭和30年代のマンガみたいですね)に、酒を飲まされ、「いやあ、宇宙飛行士ってかっこいいですねえ。」とかおだてられた武田は、ポロっと坂口の過去を喋っちゃいます。ほんとにアホだ…。そしてそれがスクープになって坂口&黒木の立場がまずくなる。罪悪感にかられて、「俺、今から新聞社に行って来る!」なんていう単純バカっぷりも良かったですね。でもあの二人、それぐらいお灸すえられた方が良かったんじゃないでしょうか。仕事もほったらかしていちゃいちゃ鎌倉デートして、またこんな電波な会話してるし。

<今週のCOOL WORDS>

玲子:あなたの人生の中で、こうして私といられる時間はほんの一瞬…。早く出会いたかった。
秋山:時間なんて、一つの概念でしかない。←すごいへりくつ
玲子:じゃあこうして一緒にいられる時間は、全て永遠の断片かもしれない。一日も永遠、その一瞬一瞬も、永遠になる。←意味不明です
秋山:ええ。←納得してんのかよ!
(ここで玲子、腕時計を見るが、秋山がそれを手で遮って、無言で目を見つめ、首を横に振る…。むっちゃクサい芝居ですが、坂口君いっぱいいっぱいで全然演じきれてませんでした。草刈正雄だったら完璧だったろうに。)
玲子:ねえ、どんな子供だった?
秋山:いつも空ばかり見てた。←ロマンチストやね!
玲子:空?ふふっ、あなたが見上げてた空は、今も同じ?
秋山:どうだろう?自分が変わってしまったから。もうあんな風に、まっすぐ空を見上げることはできなくなってしまった。←あんま苦悩してるように見えないけどね
玲子:同じよ。だってあなたの目の輝きは、変わってないはずだもの。子供の頃のあなたを見てみたかった。←その頃もう大人だったくせに…

玲子:静かね。時間が止まってるみたい。時に流されない、強さを感じるわ。←なんでこう抽象的な会話ばっかすんのかね、この人達は
秋山:その強さを支える物もある。繰り返す変化の中から生まれた、大きな意思の力。変化があるからこそ、そこから揺るがない意識が生まれる。俺にとっては、あなたとの出会いがそうだった。←はいはい、わかりました

そして鎌倉から帰って来ると、黒木さんいきなりタンゴを踊り出す!ここ外ですよ!しかも坂口君まで一緒に踊り出した!ぎゃー!みんな絶対ヤケになってる!そしてなんかしらんが、でっかい月が出てきたーーー!!!


まさにルナティック!!そして部屋に帰った二人は、一緒にチェロをぎーこぎーこと楽しそうに弾くのでした。

音が出てないのがあやしい…。

で、撮られちゃいました!黒木さんを追求するオヤジ達の、エロい視線がエグかった。つーかなんであんな変なアングル多用すんのかなあ。顔半分だけとか。

えー、結局ぅー、今週はデートシーンばっかりで、またしても全然話が進展しませんでした!(いつもの事?)そういや前読んだ今回のあらすじに、「秋山はシャトルの打ち上げまでも一ヶ月しかないことにあらためて気付き、時間の一致にふしぎな思いを深めるのだった。」ってあったんだけど、そんなシーンあったっけ?ってビデオ見返したら、どうやら時間ギリギリに出勤した秋山に、ジョージが「まさか打ち上げの日も遅れて来るんじゃないだろうな?」ってイヤミを言って、その後秋山が「はっ」っとした表情をしてから遠い目をする…っていうのがあって。もしかして、あれ??うーん、わっかりにくぅー!

さて、来週はいよいよ最終回です!もちろん梅田みか大先生の脚本です!今までこの日記だけで楽しんでいた方々、この際ですから最終回ぐらい見てみませんか?私は既に、こちらに載っているあらすじを読んでしまったのですが(ネタバレが嫌な方は見ないように、ってそんな人いないか)、特に最後のくだりなんて、一体どうなるのか楽しみすぎて、仔犬のように眠れなくなりそうです。武田は一体っ!?

#10「さよならは、キスの後で」

はぁ…終わった…。昨日このドラマを見た、日本全国民中の5.6%の皆様(視聴率上がっちゃったね)同様、脱力感いっぱいの私です。またしてもどっから突っ込んでいいのかわからないので、順を追ってあらすじ紹介して行きますね。

シャトル発射まであと5日。シャトルを見つめながら、「俺たちは、離れていても心は一つに繋がっている…。」と独りごちる秋山。

そして玲子も、「私の居場所は、一つしかないから…。」と独り言。

仕事の「会食」だったはずが、ジョージ、ルナティックな口説きに入る。

NASAからお帰りになったのは、何年ぶりですか?」
「15年ぶりなんですね。あの頃は、日本人は僕一人だった。」←え、アメリカ育ちの日系人だとばかり…
「あなたも、たった一人で宇宙に夢を賭けた勇士だったんですね。」
「あなたは素晴らしい女性だ。私の中の孤独を言い当てるとは。」←随分都合のいい解釈だね
「ところで、なぜ人類がこれほどまでにして宇宙に旅立とうとしたのか、考えたことありますか?それはね、人は生まれた時から、ある宇宙の法則に組み込まれているからなんですよ。人生における全てのことは、十万光年彼方から仕組まれているんです。この地球上における人と人とのめぐり会いも、神の大いなる手によって仕組まれた、奇跡なんですよ。じゃあ人はなぜ、国籍や年齢差を超えて愛し合うことができるのか。その答えもまた、宇宙の法則の中にあるんですよ。一つの星が消滅していく時、そこで愛し合った生命体は、また次の星へ旅立たなくてはならない。そしてその船が、次の星への旅が終わった時、残念ながら二人の間には、到着地点のずれと、タイムラグがあるんだ。」←一気に電波化するジョージ。というか後の伏線?
「だから、どんなに離れてても、運命の人を見つけることができるんですね。」←普通あんな事ペラペラ言われたら引くけどね
「そうです。かつて、かなたの星で愛し合った人を、あなたはもう見つけることはできましたか?」
「(嬉しそうに)はい。」


オープニング電波ポエム登場!もう見納めね。


シャトル発射まであと4日。なんと、広告主のブラウン氏(ってこの名前も英語の教科書に出てきそうというか…)が急病でシャトルに乗れず、急遽リサが搭乗する事に。ところがメディカルチェックで、今までずっとバレなかった足の怪我(樹海で2km転がった時の)が唐突に発覚、繰り上げで星野がパイロットに決定。

「せっかくシャトルに乗れることになったのに。皮肉よね。みんなにも迷惑かけちゃって。」
「俺が、かってあげたい。」←"代わってあげたい"なんですが、そう聞こえました
「同情なんかじゃないからな。本当の気持ちだよ。」
「知ってる。星野さんはいつも、綺麗な心持ち続けてる。宇宙に飛ぶのにふさわしい、澄んだ心。私は自分のことしか考えてなかった。そんな人間は、シャトルに乗れなくて当然。私は、井の中の蛙だった。」←突然謙虚になるリサ
井の中の蛙、大海を知らず。その先知ってるだろ。井の中の蛙、大海を知らず。されど空の青さを知る。そう考えると、蛙も悪くないよな。」←武田が言うと、一層味わい深い
「ほんと。」
俺、リサの涙も悔しさも全部、全部乗せて飛ぶから。だから待ってろよ。」←でも、彼の運命は…
「私の夢は、ずっと続いてくんだもの。青い空の向こうまで。」


なんだか武田の演技がうまくなってる気が…。

最後の外出日。異様に黄色いフィルターの中で、楽しそうにデートする秋山と玲子。先週あんなにベタベタしてたのに、なぜかキスすらしないぞ?と思ったら、後でその謎が解けます。

「昨日、俺がなぜ君を好きになったのか考え続けたよ。神がなぜ俺達を巡り合わせたのか。以前は女性を好きになっても、どこかで自分を優先していた。しかし今は、自分よりも先に、君のことを大事に思う。玲子のどこか一部を愛するのではなく、全てを愛おしい、全てを許すことが出来る。巡り会うべき人と出会って、自分の魂の片割れを見つけ、そこに本当の愛を築く。その上で俺は宇宙へと飛び、神の存在を確かめるんだ。」←最後だけに随分飛ばすね
「神様が与えた試練なのね。」←さて、この一時間で何回神が出てきたでしょう
「俺は戻ってくるために、遠くへ行かなくてはならない。」
「ええ。」
「必ず帰ってくる。」←ここまで言うと、戻れないのが前提みたい
「待ってる。これからは、空を見上げるだけで、あなたを感じることができるのね。私が空を見上げてる時は、あなたを見つめてるのと同じよ。」←幽霊のくせに…
本当に愛する人と巡り会った時、その人は宇宙そのものになる。どんなにわずかな時間でも、何万光年離れていても、俺は玲子を、宇宙を超えて愛したい。」←これも後の伏線か


シャトル発射まであと3日。査問委員会が開かれ、玲子はスキャンダルについて追求される。3日前にパイロット変えるだとか言ってる場合なのか?というか玲子ももう死人なんだし、もうすぐ自分が消える事も知ってるんだから、自ら引いた方がいいんじゃないかと思うんですが。そこへ秋山登場。「私は、一人の女性を愛するということは、イメージダウンに繋がるとは思えません。」「有人飛行そのものが、現代のバベルの塔なのかもしれません。」「この世界を変えられるのは、愛だけなのです。」などとまたCOOL WORDSを連発し、オヤジ達を煙に巻く。

どうでもいいけど、みんなもっと玲子の方に詰めて座ればいいのに。

秋山と二人になった玲子、いきなり「Would you go back to your sheet? 」と英語で言う。そして二人で神に語りかける。(またかよ!)

蓮実登場するも、タンゴはなし。玲子とシャンパン飲む。

いよいよ前日。秋山と星野に、今回の飛行目的について今更確認するジョージ。そんなんで大丈夫なんでしょうか。そして「今夜は二人とも充分睡眠を取るように。」と、遠足の前日の先生みたいな事を…。

盛り上がるJASDAのメンバーと星野。

「無事に帰ってきて下さい。星野さんの宇宙の話、俺聞きたいですから。」
そんなこと言っていいのかあ?三日間じゃあ終わんねえぞお。」←すごい嬉しそうな武田
(そこへ秋山来る)
「秋山、今初めて思った。俺は幸せな男だって。みんなの期待を乗せて、空へ飛べるんだからな。」←本当に嬉しそうな武田


シャトルの前で、今度はリサが独り言。

今日から乗務員は隔離棟入りなのに、のこのこやって来る玲子。当然ガードマン(こいつがまた凄い棒読み)に止められるが、ジョージが気を利かせて通してやる。っていいの?そんな事して。大体玲子だってプロジェクトの責任者なのに、自ら規則破るのかい。

突然ガードマンのネクタイを直し、帽子で目を隠して「男の身だしなみだぞ。」とお茶目なジョージ。

玲子、秋山とキスする。サブタイトル通り。昨日やっとけよって話ですよ。

そしてとうとう当日。ってもう放送残り10分ぐらいしかないけど??シャトル発射される。

ちょっと近くない?


責任者のくせに一人外で見ていた玲子、シャトル発射と同時に体が消える。


ここでいきなりこの番組は、アニメになりました。あまりにも「絵」だよー。

普通に飛んでたのは1、2分。いきなり緊急事態発生!と思った途端に計器の故障!必死に電卓みたいなキーボードを叩く秋山!カメラさんも必死で揺らす!そしてレーダーから消えるシャトル!いくらなんでも、そんなに早く全部ダメになるのか!シャトルってそんなにヤワなのか!


なんだこれはー」「全ての計器が作動しないー」うまくなったっての取り消し!やっぱり棒読みの武田。

秋山は星野を脱出用カプセルに乗せ、さっさと放り出す。ひえー、武田は一体どうなるの??

座薬みたいなのが飛び出した!


「ああ、これでこのドラマからも解放される…」と目がうつろになる坂口憲二


宇宙空間に巨大玲子が!ヤマトかよ!


宇宙でタンゴキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

混乱した視聴者の為に、ジョージのナレーションが入る。

シャトルゼロワンは無事宇宙へと飛び立ち、月周回軌道までは順調に、全ては順調に進んでいた。がしかし、その後シャトルは、秋山機長を乗せたまま、月を遙かに超え、更に果てなき銀河を飛び続けた。

…そう簡単に言いますけどねえ、600億のプロジェクトが水の泡ですよ。その上責任者の玲子も行方不明ですよ。もう二度と日本ではシャトル飛ばせないだろうねえ。ていうかNASDAから抗議来ないんかい、こんな結末。

そして衝撃のエピローグ。表参道をペアルックで歩くカップルが振り向くと…。

ひえー!坂口君の赤いリュックも微妙だけど、黒木さんの若作りがっ!つまりあれでしょ、ジョージの言葉通り、二人は生まれ変わって、前より若い年齢でまた巡り会ったって事なんでしょ?うーーーん、「ぼく地球」かい。

おしまい。

というわけで、結局秋山と玲子が宇宙でタンゴを踊る為に、国家的プロジェクトが利用され、星野は宇宙空間にぶりぶりっと放り出され、犠牲になったのでした。あれ、絶対生きて帰れないよねえ?でもそんな扱いでも、武田的には初のドラマ出演、大満足なんだろうなあ。また三茶の和食屋で大いに自慢して下さい。私たちはあなたの活躍と、このドラマの事を忘れません。